無職生活5年目突入  のんびりと ひっそりと 自由に生きております

藁にもすがる獣たち 大金は人を狂わせる

はい、今回は梅田ブルク7行ってきました

 

行ったのが先月23日

この日はサムティのホテル宿泊無料券を消費するための外出で

映画→焼肉のワタミ→麺やマルショウで台湾まぜそば→エスペリアイン大阪本町宿泊と

1月の小旅行と似た感じの1日となりました

緊急事態宣言中でしたが宿泊無料券の期限が迫ってたんです 許してください何でもしますから~

 

監督
キム・ヨンフン
出演
チョン・ドヨン
チョン・ウソン
ペ・ソンウ
シン・ヒョンビン
チョン・マンシク
チン・ギョン
チョン・ガラム
ユン・ヨジョン

恋人が多額の借金を残して姿を消したため、金融業者からの取り立てに追われていたテヨン。

暗い過去を帳消しにして新たな人生を歩もうとするヨンヒ。

借金で家庭が崩壊したミラン。

ある日、事業に失敗してアルバイトで食いつないでいたジュンマンがアルバイト先のロッカーで10億ウォンの入ったバッグを見つけたことから、それぞれの欲望が交錯する。

 

予告編が面白そうだと思ったので観ました

具体的には、金に困っている4人がバッグに入った大金を巡って血で血を洗う争奪戦を繰り広げ

最終的に一人がそれを勝ち取る的なものだと思ってました

でもそれは違ってました

 

飲食店事業に失敗してアルバイトの身であるジュンマンがバイト先で大金入りのバッグを見つける

その後は、逃げた女の借金を背負わせられたテヨン その女ヨンヒ 投資失敗で家庭崩壊した主婦ミラン

それぞれの「こういう人物ですよ」的なシーンが続くのですが

上映から1時間経過しても3人がジュンマンのバッグに絡んでこない

話の盛り上がりもほとんどないまま状況説明的なシーンばかりで「?」ってなってたのですが

残り40分頃からようやく話が動き始める と同時にこの作品そのものの種明かしも始まる

 

あーなるほどねー そういう話の流れだったのね

 

「あなたは既に騙されている」系作品に近いものを感じてしまいました

こういう事なら状況説明的なシーンが多くなるのも納得ですわ

全体の流れも混乱することなくきっちり把握できました

ただ、作品の種明かしがされて「なるほどそうだったのか」とは思いましたが

解ったことによる気持ち良さ、痛快さがほとんど無かったです

「大金を手にすると平常ではいられない」各人の言動も想定の範囲内に収まっていて普通

グロいシーン、暴力的なシーンもあった割に全体通して盛り上がりに欠けていて、心揺さぶられる事も無かったので

種明かし後も感情は平坦なままでした

 

ラッキーストライクのくだりは無理矢理ねじ込んだ感が強いなぁ

あんな分かり易いフラグ立ては無くてもいいんじゃないかな

 

テヨンの同級生だという刑事は何の為に出てきたのか最後までわかりませんでした

「第○章  ○○○○」と区切る意味も無いように思います

 

ラストシーン 最終的にバッグを手にした人物にニヤリ

後日談的なものを想像させられるいい〆でした

 

 

俳優も豪華(らしい よく知りません)で良くできてるけどパンチが足りない

どこを魅せたかったのか伝えたかったのかが分かりませんでした

原作は知りませんが原作通りの映像化なのかな?

60点