無職生活5年目突入  のんびりと ひっそりと 自由に生きております

KAPPEI カッペイ 40代オッサン達の遅れて来た青春を見守る

はい今回はイオンシネマで観てきました

3月24日に観てきましたがもう春休み入ってたんでしょうか

平日ながら子供連れ、学生グループがぐっと増えた気がします

子供向け作品多数上映してるからね仕方ないね

 

 

監督
平野隆
出演
伊藤英明
上白石萌歌
西畑大吾
大貫勇輔
古田新太
森永悠希
浅川梨奈
倉悠貴
橋本じゅん
関口メンディー
鈴木福
かなで
岡崎体育
アントニー
大トニー
山本耕史
小澤征悦

1999年7の月。ノストラダムスが予言したこの時、世界は荒廃し、秩序は乱れ、暴力が支配する恐怖の世界が訪れる。

そんな来るべき世紀末に備え、人類を救うべく己を鍛え上げる強き漢(オトコ)たちがいた。

しかし、時は2022年、世界滅亡の時は一向に訪れない中、厳しい修行に耐え、強力無比な殺人拳・無戒殺風拳(むかいさっぷうけん)を会得した弟子たちを集め、師範は気まずそうに言い放った。

「解散っ」

これは、時代に全く必要とされず、世界の救世主になれなかった強く優しき漢(オトコ)の青春物語である。

 

 

うーん、普通かなぁ

コメディなのでどれだけ笑えるかが一つの指標になるんだろうけど

そこを主とすると少々弱いです

 

世間から隔離された孤島で少年時代から修行に明けくれ

最強戦士になったものの2022年の現代社会にその需要はなく

40代になって世間に放り出されたおっさん達の話

世間を知らない、モノを知らないところからくる周りとのズレ

「カルチャーギャップ」とでもいいますか、そういうところで笑わせてくるんですが

大体がクスクスレベルの笑いまでで収まってます

ツッコミ役の西畑大吾が気が弱く前に出てくるような役回りではなく

ツッコミに向いてなかったのも笑いに繋がらなかった原因かもしれません

もう一人の男子大学生倉悠貴のほうがツッコミに向いてたんじゃないかな

 

でもって今作はそういう笑いよりも

40代のオッサン達が知識の無さ故に中学生レベルの恋愛話で右往左往してる様を

生温かく見守ってあげるというのがメインなんじゃないかと

その中にはコメディになってクスリとさせられる部分もあるけど

無知ながらも意中の彼女に必死にアプローチしたり自分を出来るだけ良く見せようとしたり

すごく健気で純粋でキラキラしてる(画ズラがおっさんなんでアレですが)

それらを自身の学生時代を思い出しながら懐かしみながら共感して見るのが

今作の正しい楽しみ方なんじゃないかなと40代の現役オッサンは思うわけです

 

なもんでコメディとして見たら物足りない

ドタバタ恋愛劇として見たら結構楽しめる

そんな感じでした

 

現代に放り出された最強戦士達のメンツが

伊藤英明、山本耕史、大貫勇輔、小澤征悦と濃い顔揃い

特に伊藤英明はまんま北○の拳のケンシ○ウですやん

あ、何かのCMで本当にケンシ○ウやってたよな確か

そういうところからオファーが来たのかも

 

個人的に刺さったのが小澤征悦のプロポーズシーン

フラッシュモブからの「第一印象から決めてました。お願いします!!」のねるとん紅鯨団と

山本耕史の尾崎豊「卒業」熱唱です

どんなけ古いネタ持ってくるんやと心の中でツッコミ入れてました

 

上白石萌歌の素朴で擦れてない感じは、いかにも中学高校レベルのマドンナ(言い方が古い)

世間知らずの純情オッサン達には丁度良い女性だったんでしょう

ちなみに元夜勤者は萌歌より萌音派です

 

 

コメディ要素を求めて来た人には物足りないやや退屈な作品に見えると思います

予告編はおもいっきりコメディな空気出してたので

それに釣られた場合は諦めるしかないでしょうが

弱いコメディ部分を恋愛劇部分で補って総合的にはまあまあの作品に落ち付いたと思います

65点

 

 

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