無職生活3年目  のんびりと ひっそりと 自由に生きております

ファーストラヴ 幼少期のトラウマは一生もの

先日のワンデーフリーパスポートの2本目です

1本目終了後の空き時間で昼食

飲み放題のコーラを持ってフードコートのマクドへ

エグチとチーチキをコーラで流し込むと最高にジャンキーな気分

2ヶ月に一度くらいならマクドも悪くないですねぇ

 

監督
堤幸彦
出演
北川景子
中村倫也
芳根京子
板尾創路
木村佳乃
窪塚洋介

川沿いを血まみれで歩く女子大生が逮捕された。殺されたのは彼女の父親。

「動機はそちらで見つけてください。」 容疑者・聖山環菜の挑発的な言葉が世間を騒がせていた。

事件を取材する公認心理師・真壁由紀は、夫・真壁我聞の弟で弁護士の庵野迦葉と共に彼女の動機を探るため、面会を重ねる―

 

良かったです

 

作品タイトルから恋愛もののような印象を受けますが

予告を見ればそれが違う事は明白です

就活中の大学生が父親を殺したのかどうか、その真相を明らかにしていくサスペンスを主軸に

事件に関わる人物が経験した過去の出来事が、その人をどう変えていったのかも描いています

 

まずサスペンス部分

どう見ても親殺しだろという所から偶発的な事故だったという所まで

持っていくロジックに違和感・無理矢理感が無く、「ああ、なるほどね」とすんなり受け入れられます

環菜の人格破綻した言動でミスリードを誘っておいてからの真相解明という落差が心地よいです

 

登場人物の人間ドラマ部分

主要キャラのほとんどが幼少期に重い出来事を経験していてトラウマになってるってのが

他の作品にない斬新な部分だなーと

環菜の場合はそれが事件のカギになるので重要なんだけど

由紀と迦葉のそれは必要だったのかなとやや疑問が残りました

登場人物達の関係性を補完する、あるいはキャラクターに深みを持たせるには必要だけど

それでもそんなに尺取ることも無かったのではないかな

 

環菜の小学生時代が壮絶すぎて重すぎて心にグサグサ刺さりました

一発で即逮捕されそうな直接的なものでなく

ボディーブローの如くジワジワ精神を蝕んでいくようなトラウマ体験がきつい

また、両親からまともに相手されてないが為、気を引こうと自ら身を切る小学生とか

辛すぎ可哀想すぎてちょっと泣けました

 

窪塚洋介演じる我聞があまりにもぐう聖すぎて惚れてまうわ

周りはトラウマ持ちばかりで精神的に不安定なところをやさしく受け止め包み込む

セリフも表情も動きも控えめなのに一番キャラが立ってたのが印象的でした

窪塚洋介にはこの路線で頑張ってもらいたいです

 

環菜役の芳根京子

留置場でのサイコパス的な豹変ぶりと終盤の公判の場での落ち着きっぷり

この演じ分けがすごい(小並感)

これまであまり知らなかったのですが今後は要チェックです

 

環菜の母役の木村佳乃はヒステリックさが存分に出ていたし

配役がピタリとハマる作品でもあったと言えるでしょう

 

あとちょっとしたツッコミ所を書きますと・・・

北川景子の女子大生はもう厳しいかな~

あとエンドロールで「高岡早紀」って書いてあって、「えっ、出演してたか??」ってなったんですが

公式サイトを見たら由紀の母役でした 全然気付かなかった

 

 

人間ドラマ部分が結構重くて心に刺さりつつ

法廷ドラマ部分も筋が通っていてしっかりと〆られています

良質な作品でした

70点