「先生、私の隣に座っていただけませんか?」のあと
昼食を挟んでのちTOHOシネマズなんばで観た15日の2本目です
この日は昼食難民になって歩き回ったり高島屋でプレゼント用の品を買ったり
中々充実した一日でした(小並感)
監督
ダーレン・リン・バウズマン
出演
クリス・ロック
マックス・ミンゲラ
マリソル・ニコルズ
サミュエル・L・ジャクソン
地下鉄の線路上。舌を固定され、宙吊りの男。
舌を引き抜いて生きるか、ぶらさがったまま死ぬか?
猛スピードの電車が轟音を立てて迫り、やがて無残にも男の体は四散する。
それはジグソウを凌駕する猟奇犯が仕掛けた、新たなゲームの始まりだった――。
ターゲットは《全て警察官》。不気味な渦巻模様と青い箱が、捜査にあたるジークと相棒ウィリアムを挑発する。
やがて、伝説的刑事でありジークの父・マーカスまでもが姿を消し、追い詰められていくジーク。
ゲームは追うほどに過激さを増し、戦慄のクライマックスが待ち受ける。
ソウシリーズは前作の「ジグソウ ソウ・レガシー」だけ観てます
だいぶ前ですしどうだっかはそんなに覚えていません
よって歴代ソウシリーズと今作を比べてどうかということは書けません
あくまでこれ単発の感想になります
うーん、なんか物足りないなぁ
最初こそ、舌を固定され線路上に吊られた警察官が地下鉄と衝突して爆発飛散
身体が吹き飛ぶ映像は派手でグロいなと興味をそそられましたが
殺人が進む毎にスケールが小さくなっていってグロさも減るんですよね
さらに、「それ相応の犠牲を払えば命だけは助かるよ」と被害者に持ちかけますが
それ相応の犠牲ってのが「死んだ方がマシ」な要求ばかり
で、指引っこ抜く仕掛けについては、話を聞いてすぐ仕掛けを作動させても間に合わないんじゃないか
と思うほど短時間しか猶予が無い
結局犯人は、被害者に選択させる「死のゲーム」を楽しむとかそんな気はさらさら無くて
最初から殺人ありきなんやなと
それだったら、頭のネジがぶっ飛んだサイコ野郎ではなく普通の殺人犯と何ら変わりないなぁと中盤あたりで冷めてしまいました
あと、途中で犯人分かってしまうのは何とかならなかったのかな
狙われてるのは警察官で過去に悪い事してる奴ら
なら悪い事してない警察官が怪しいなと、おのずと絞られる
私でさえ容疑者をまず2人に絞れてその後1人に特定できました
わざと早い段階で犯人をバラしておいて、犯人目線の映像も見せていくなんていう作品もあるけど
これはそういう意図も無く最後にコイツでしたとなるパターンだったので
犯人分かるのは映画として失敗なんじゃないかな
毎回中々に大掛かりな拷問器具が出てきて被害者を苦しませますが
所長殺害の件については、なんせ犯行現場が勤めてる警察署の中なもんで
どうやって持ち込んだのか、持ち込むスキなんてあったのか、誰も見てないのかと
ツッコミせずにはいられません
何やかんやあったのち最後はまんまと犯人逃走
続編作る気マンマンですね
殺したい人物は全員殺してるので、主人公とのガチバトルかな?
役者についても、せっかくのサミュエル・L・ジャクソンを活かせてない
あの程度の露出・役回りなら誰でもいいよね
高いギャラ払ってるんだからもっと活かす撮り方してください
最初のグロいインパクトで喰いついたはいいが後が続かず興味が離れていってしまいました
数年後に続編が出たとしても「前作観たけどあんまり覚えてないや」って言ってると思います
55点