2021年最後の作品はイオンシネマで観て来ました
既に冬休み突入しており子供向け作品も多く上映されてるせいか
小中高と学生が多い館内でした
冬休み終わるまでこんな感じが続くんでしょうなぁ
監督
マシュー・ヴォーン
出演
レイフ・ファインズ
ジェマ・アータートン
リス・エヴァンス
マシュー・グッド
トム・ホランダー
ハリス・ディキンソン
ダニエル・ブリュール
ジャイモン・フンスー
チャールズ・ダンス
表の顔は、高貴なる英国紳士。裏の顔は、世界最強のスパイ組織“キングスマン”。
国家に属さない秘密結社の最初の任務は、世界大戦を終わらせることだった…!
―1914年。世界大戦を密かに操る闇の狂団に、英国貴族のオックスフォード公と息子コンラッドが立ち向かう。
人類破滅へのタイムリミットが迫る中、彼らは仲間たちと共に闇の狂団を倒し、戦争を止めることができるのか?
ちゃんとしたスパイアクション映画としては楽しめましたが・・・
ポップで軽いノリ、ドラ○もんのひみつ道具のようなガジェット、キレのあるアクションと
今までになかった切り口で魅せてくれたキングスマンシリーズ
前2作はもちろん観てます
今作は政府非公認のスパイ組織「キングスマン」の誕生を描いたものですが
最初から最後までずっと真面目にスパイ映画してる
第一次世界大戦というちょっと重い出来事と実在した人物をうまいことからめたストーリー展開なので
軽いノリやおチャラケには出来なかったのかな
時代が時代なので突飛で近未来的なガジェットもなし
観客を泣かせにくる悲しい話も入れつつ、ちゃんとキレのあるアクションもありつつで
全編退屈せずに観てられますが
いかんせん前2作のようなものを期待して観に行った私には
とても大人しくて優等生な作品になっちゃったなぁとややガッカリ気味です
真面目なスパイ映画は007で十分なんだよなぁ
あと第一次世界大戦がどういう経緯で勃発したかなど
世界史の知識が多少でも無いと話に付いて行くのがしんどいですね
特に前半はかなり掛け足でそれ中心の話が進んでいくのでなおさらしんどい
googleでもwikiでも学生時代の参考書でも何でもいいので
軽く目を通していく事をおすすめします
登場人物の中で印象に残るのはラスプーチン
いかにも僧侶な格好、長い髭、奇怪な言動からは想像できない身軽な動きで
キレのあるアクションを軽々とやってのけるそのギャップが印象的
対してラスボスは序盤から姿を見せていた割に影が薄かったなぁ
最後の戦い、アクションシーン要員な感じ
エンドロール中のオマケ映像で実在の人物である○○が出てきますが
次回作も史実通りに○○が絡んでくる真面目なスタイルでいくのでしょうか
こちらはこちらでキングスマン創成期として続けてもらうとして
悪ノリ上等ブッ飛びスパイアクションとしてのキングスマンも作ってもらいたいですね
過去と現在2つの路線を交互に世に出していくとか面白くありませんか?
マシュー・ヴォーン監督 頼みますよ
65点