はい今回もイオンシネマ行ってきました
3月1日のファーストデイは全国の映画館どこでも1100円
12月1日映画の日に次いで鑑賞料金が安くなる日、なんですが
安さが故にマナーの悪い人も増えるんですよね
スマホをマナーモードにしてないとか
スマートウォッチが事ある毎に光るとかね
幸いこの日はそんな人いませんでした
皆さんマナーは守りましょうね
監督
鈴木雅之
出演
生田斗真
濱田岳
橋本環奈
小日向文世
天童よしみ
クリス・ハート
戸田恵子
寺島進
厚切りジェイソン
浅野和之
笹野高史
吉行和子
ウエンツ瑛士
朝日奈央
吉田鋼太郎
窪田正孝
夏木マリ
角野卓造
柄本明
亡き父が遺した実家の銭湯「まるきん温泉」に突然戻ってきた建築家の三浦史朗。
帰省の理由は店を切り盛りする弟の悟朗に、古びた銭湯を畳んでマンションに建て替えることを伝えるためだった。
実家を飛び出し都会で自由気ままに生きる史朗に反発し、冷たい態度をとる悟朗。
そんなある日、ボイラー室でボヤ騒ぎが起き、巻き込まれた悟朗が入院することに。
銭湯で働いているいづみの助言もあり、史朗は弟の代わりに仕方なく「まるきん温泉」の店主として数日間を過ごす。
お気軽お手軽に楽しめました
最初に言っておきますと、ストーリーは浅いしぬるいです
亡き父の跡を継ぎ、まるきん温泉を切り盛りする三浦悟朗(濱田)と秋山いづみ(橋本)
そこへまるきんを潰してマンションを建てようと企てる兄の史朗(生田)が帰って来て・・・
っていうのがメインストーリーで
そこへまるきんに通う人々にまつわるショートストーリーの数々をトッピング
終盤にそれらがまるきんへの思いという形で何となくまとまっていい話っぽく仕上がってます
メインストーリーは地上げ屋みたいなのが出てきて強引かつ違法スレスレな手段でまるきんを奪うなど
乱暴な事は一切無し 基本的にやさしい世界
史朗がまるきん稼業を手伝うことで亡き父や弟悟朗の思いを知り
気持ちが揺れ動く様をじっくり描く感じでそこまで深いものはないです
一方ショートストーリーのほうは小ネタで笑わせてきます
日本の湯のマナーを知らない外国人
源泉かけ流し至上主義の温泉評論家による温泉旅館格付けチェック
熟年夫婦による漫才のようなやり取り
湯道という(おそらく)架空のしきたりをクソ真面目に実践する滑稽さ
などなど、こちらも基本ゆるゆるな空気で進行
まあまあ笑えました
前・中盤は笑い多めで進めて終盤は結局まるきんどうするの?で盛り上げていくけど
アツアツ熱湯風呂までは盛り上がらない ぬるま湯程度
ただ、ぬるま湯なんだけど泣けちゃったんだよなぁ
まるきんを否定する温泉評論家に詰め寄る客たちのところとか
定年退職した父への粋な計らいとか
露天風呂に入ってきた猿が妻に見えたとか
どちらかというと軽いエピソードなのに泣けたんだよなぁ
元夜勤者、歳取ってこういうのに弱くなってきたのかな
一つ気になる点
まるきんの看板娘秋山が、どういう経緯でまるきんで働くことになったのかが説明無しなところ
数分の回想シーンで事足りると思うのだけど、何故入れなかったのだろう
役者は豪華
ただ、まあまあドラマ・映画観てる人ならフジテレビ制作だなぁとすぐに解るくらい
フジテレビ御用達の人ばかり
いやね、それがダメってことじゃないんですよ
いつものメンバーだなぁと何か軽く見えるのと新鮮味がなくなるのが気になるよねってことです
山奥の茶屋のおかみさん 誰かと思ったら夏木マリだったわ
エンドロール見るまで分からんかったわ
全編通してゆるいです
ゆるさ=手軽さなんで、肩肘張らずにお気楽に観るのがよろしいかと思います
板に書かれた「わ」と「ぬ」の看板の意味に90へぇ~です
70点
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