今回は朝日・五私鉄リレーウォークに参加してきました
朝日・五私鉄リレーウォークとは、関西の私鉄 阪神・阪急・京阪・近鉄・南海 と
朝日新聞が共同開催するウォーキングイベントで
2019年まで年間5~6回開催されてましたが
コロナ感染拡大のため2020、2021年と中止に
2022年は今のところ10月から再開予定で
その下準備的な意味合いで今回のプレウォークが開催されました
5月15日 10時
近鉄大阪線 河内国分駅
久しぶりに近鉄乗ったわ いつ振りかわからん
スタート地点は駅近くの大和川親水公園
コロナ前は自由参加で、スタート時間に現地に来ればいいだけでしたが
今回は9時・10時・11時スタートのどれかを事前予約するスタイル
参加者数も各時間500名に絞ってます
しばらく大和川左岸河川敷を東・奈良方向へ
住宅街に入ってすぐに国分神社
小さめの神社で由来とかはわかりませんが
無事に踏破できますようお願いしておきました
またしばらく住宅街を歩いて国道25号に出てしばらく行くと夏目の渡し跡
大和川の川幅が最も狭い場所だそうで
昔は渡し船が往来してたそうです
今は吊り橋がかかっています
この吊り橋 人数制限が掛かる橋で普通に歩いてるだけでグワングワン揺れる
いや揺れるというより波打ってる感じ
人によっては気分が悪くなるだろう揺れ方で
渡り終えてからもしばらく足元の感覚がおかしかったです
ここからは右岸を関西本線に沿っていきます
関西本線が第四大和川橋梁を渡って左岸へ行ったあたりが
今回のメイン 亀の瀬の地すべり地帯
太古の昔から地すべりが絶えない地帯で
トンネルで右岸を通っていた関西本線が昭和6年~7年の地すべりによってトンネル崩落
大和川左岸に路線変更せざる得ない状況になりました
現在は排水トンネル・集水井・表面排水路・暗渠排水路など様々な地すべり対策が施されています
詳しくはこちら→ 日本遺産「龍田古道・亀の瀬」推進協議会事務局
亀の瀬地すべり歴史資料室は写真や歴史・研究展示
旧大阪鉄道亀瀬隧道(ずいどう)は地すべりで埋まったトンネルが70年以上経ってから発見されたもの
あとは排水トンネルの見学と普段なかなか見られないものを見学できます
このあとは龍田古道を王寺方向へ
龍田道は奈良時代において平城京と河内、難波を結ぶ官道として置かれ、
天皇の行幸や遣唐使、遣新羅使が大和に入る玄関口として利用されていた古道ですが、
官道の始まりについては、『日本書紀』の中に推古21年(613年)11月に「難波より京に至る大道を置く」とあり、
諸説あるものの、これが龍田道のことと云われています。
道の整備には聖徳太子が関わっていたとも云われており、龍田道から太子道を経て飛鳥の京へと向かうルートが想定され、
沿道に古代寺院が建ち並んでいることからも蓋然性が高いといえます。
三郷町HPより
要は大和~河内の交通の要所ってことです
峠八幡神社~JR三郷駅ときて龍田大社
今から約2100年前、第十代・崇神天皇(すじんてんのう)の時代、国内に凶作や疫病が流行し騒然としているなか、
天皇の御夢に大神様が現れ「吾が宮を朝日の日向かう処、夕日の日隠る処の龍田の立野の小野に定めまつりて…」という御神託を授けられました。
その通りにお社を造営すると、作物は豊作、疫病は退散したと伝えられ、これが当社の創建とされています。
龍田大社 公式HPより
住宅街にデンと構える立派な神社 検索したら歴史も立派
通行止めになってて本殿まで行けなかったので拝殿で我慢
あとは1kmほど住宅街を歩いて大和川のそば近鉄生駒線信貴山下駅がゴール
ペットボトルの水を貰って近鉄でひと駅隣の王寺まで行ってランチしてJR乗って帰宅しました
さて完走した感想ですが
道のり8kmくらい 高低差少なめ 大体が舗装道路と
大変歩きやすかったです 初心者向け
10月からの本番ウォーク 楽しみにしてます
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