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1917 命をかけた伝令 臨場感あふれるワンカット「風」戦争映画 おすすめ

2020年アカデミー賞にて視覚効果賞・撮影賞・録音賞の3部門受賞の1917

ワンカット撮影もウリだということでかなり期待してイオンシネマで観てきました

 

監督/脚本
サム・メンデス

出演
ジョージ・マッケイ
ディーン=チャールズ・チャップマン
マーク・ストロング
アンドリュー・スコット
リチャード・マッデン
クレア・デバーク
コリン・ファース
ベネディクト・カンバーバッチ

1917年4月のある朝、若きイギリス人兵士のスコフィールドとブレイクに、

一触即発の最前線にいる1600人の味方に、明朝までに作戦中止の命令を届ける任務が命じられる。

しかし、進行する先には罠が張り巡らされており、さらに1600人の中にはブレイクの兄も配属されていた。

戦場を駆け抜け、この伝令が間に合わなければ、兄を含めた味方兵士全員が命を落とし、イギリスは戦いに敗北することになる。

刻々とタイムリミットが迫る中、2人は危険かつ困難なミッションに立ち向かう……。

集中して観れました 面白かったです

ワンカット撮影だという宣伝でしたが実際はワンカット風が正しいです 日本での宣伝文句が誤解を生んでるようです

そのワンカット風の映像ですが歩く主役二人を中心に撮っているためちょっと酔いそうになりましたが時間とともに慣れてきて平気になりました

話としては簡単に言ってしまえば「味方拠点から最前線まで一晩で行け」ってことなんですよ とても単純

実際序盤は自軍塹壕内を歩く→死体が転がる戦場を歩いていくのみなので酔いそうなのもあってちょっとつまらないなーと思っていました

しかし、敵の塹壕内での罠による爆発で背筋がピーンとなってそれからはスクリーンに集中 前線に近くなるにつれ敵との遭遇・攻撃も激しくなってきて目が離せなくなってくる

ワンカット風の撮影がさらに臨場感マシマシにしてくれる 最終の突撃部隊の間を縫って命令を届けるべき大佐のところへ急ぐシーンはホント良かったです

また舞台の美術もいい 長い尺の分だけある長い長い塹壕とか敵が残していった高射砲?の残骸と大量の薬莢・闇夜に燃える占領された町などなど視覚効果賞・撮影賞を獲っただけのことはあるなあと思いました

てっきりブレイクが主役かと思ってましたがスコフィールドのほうだったんですね 予告編で独りで走っていたからね

マーク・ストロングはああいう役がホントぴったりやな~

牛乳の伏線回収(?)が良かったです

 

てことでおすすめです 戦争や兵器のことがわからなくても臨場感・緊迫感がビンビン伝わってきますよ

85点