無職生活5年目突入  のんびりと ひっそりと 自由に生きております

劇場版 奥様は、取り扱い注意 テレビドラマで十分なクオリティ

はい今回はイオンシネマに行ってきました

平日だったのですが卒業生かな? 中高生を多く見かけました

おそらく今週中には春休みに入ってイオンも学生でごった返すことになるのかなぁ

混んでる映画館はあまり好きではないのですが仕方ないね

 

 

監督
佐藤東弥
出演
綾瀬はるか
西島秀俊
鶴見辰吾
六平直政
佐野史郎
壇れい
小日向文世

元特殊工作員だった過去を持つ専業主婦・伊佐山菜美と、実は現役の公安警察であり菜美を監視する優しい夫・伊佐山勇輝の二人は、桜井久実と裕司に名前を変えて、小さな地方都市・珠海市で新しい生活を始めていた。

実は半年前、ある出来事がきっかけで菜美は記憶喪失になっていたのだった。

二人が新生活を送る珠海市は、新エネルギー源「メタンハイドレード」の発掘に活気づいていたが、美しい海を守ろうとする開発反対派と、市長をはじめとする推進派の争いが日に日に激化。

実は新エネルギー源開発の裏で、ロシアと結託した国家レベルの陰謀が潜んでいたのだった。

 

 

この作品もコロナの影響で公開延期になっていてようやくの公開

延期前から割と面白そうだなと目を付けていて

公開初日の朝イチ1本目に観てきました

ちなみにTVドラマは全く観てないので予備知識は一切なしです

 

 

で、出来のほうはというと・・・

 

ガッカリな内容でした

 

菜美が記憶喪失になってるのは劇場用の設定なんでしょうか

それともTV版の最後にそうなったのかさっぱりわかりませんが

とにかく記憶喪失の状態から始まって途中で全てを思い出して・・・って流れで

TV版未見でもストーリーは一応追えるようになってるので全然ワカランとはならないのですが

その思い出すまでが長すぎで、かつ話が単調なので飽きてくるんですよ

それに敵側がどうにも小物で、巨悪に立ち向かうっていうスケールの大きさが出ず見応えがない

途中で急にロシア人の集団が出張ってきたのも説明不足で?だし

 

終盤のアクションシーンは主役の二人、特に綾瀬はるかがキレッキレで非常に良かったのですが

セットがいかにもスタジオで組んだセットですよという感丸出しで萎えます

そこはどこかの廃工場借りてロケしたらええのにと 変なところでケチ臭いなぁ

あとアクションの見せ方

見せる角度が小刻みに変わってあんまり目に優しくない上に

折角の見せ場が細切れに見えて迫力が無くなってる

ワンカットにしろとは言わないけどもっと長くカメラで追ってあげてほしかった

 

あと細かい所を挙げると

菜美が胸を撃たれて海へ落下 それを見た公安は「撤収!」って

いやいや落ちただけで生死不明なんだからそこは死体が上がるまで探すでしょ

で、案の定菜美は生きていた訳ですが

最後にイタリアかアメリカかよくわからない海外でしてやったりな雰囲気出してるのですが

この1分くらいのシーンで取って付けたような海外ロケの意味は? 日本のどこかで十分でしょ

 

 

主役二人は頑張ってたのに製作側がつまらなくしたような感じがします

なんかこじんまりしててケチ臭い

大きなスクリーンで派手に動けて予算も多い(はずの)映画という舞台を使いこなしてないように思えます

この程度の出来だったら2時間枠のテレビドラマ特別編で良かったんじゃないでしょうか

綾瀬はるかの大ファンならオススメします

TV版は面白かったんですよね?

45点