無職生活5年目突入  のんびりと ひっそりと 自由に生きております

キング・オブ・シーヴズ おじいちゃん達のドタバタ泥棒記

はい、今回は大阪ステーションシティシネマ行ってきました

緊急事態宣言発令中で場内すっかすか

1階下のレストラン街も12時ランチタイムなのに閑散としていました

早くコロナ解決しないかなぁ

 

監督
ジェームズ・マーシュ
出演
マイケル・ケイン
ジム・ブロードベント
トム・コートネイ
ポール・ホワイトハウス
レイ・ウィンストン
チャーリー・コックス

かつて「泥棒の王(キング・オブ・シーヴズ)」と称されたブライアンは、犯罪稼業から足を洗い愛妻と穏やかな日々を過ごしていた。

しかし妻の急死後、知人のバジルからイギリス・ロンドンの宝飾店街ハットンガーデンでの窃盗計画を持ちかけられ、

かつての仲間たちを集め平均年齢60歳超えの窃盗団を結成。

一同は綿密な計画を練り決行日を迎えるが、突如ブライアンが計画から抜けると言い始める。

 

うーん、まあ普通かな

 

チームでお宝を盗み出す映画といったら「オーシャンズ」シリーズが有名ですね

各人の個性・特技を生かした役回りで厳重な警備を華麗にスマートに潜り抜けて

お宝をゲットするのが見ていて面白いところですが

今作のチームメンバーはこれといった特技なし

盗む手口もイースター休暇で手薄な間に金庫の横に穴をあけて入るだけというスマートとは程遠い内容

さらに事前の現場下見~準備に自前の車を使用したり、街中監視カメラだらけなのに一切変装しなかったり

穴あけ途中で機械が故障したら「明日でいいや」とさっさと帰るガバガバっぷりが笑えます

 

そんなゆるゆるな手口でもなんとか大量の貴金属・宝石・現金を手に入れたのが前半

(こんなんで盗まれてしまう金庫や警備体制もどうかと思うが実話なんだよなぁ)

後半は捜査の手が迫る中、報酬の分け方でひたすら揉める展開

ここは5人全員が「俺が俺が」と主張しまくりで年寄りの頑固さが前面に出て

若干いらっとしつつ、老人あるあるやなとニヤリとできるところです

 

最終的に5人全員逮捕、話を持ちかけたバジルのみ高額ダイヤを持って国外逃亡と

バジルにしてやられたような〆になってますが

バジルは国外逃亡などしたくなかったんじゃないかな

仕事を頼んだもののあまりのゆるゆるグダグダっぷりに呆れ、あげく分け前はちょっとだけ

「もうこんな奴らとつきあってられるか!!」と見切りをつけたんじゃないかと思います

 

チームの5人は全員白髪の男性老人で目立った個性も特技も無く見た目で判断しにくい

ついでに名前がブライアン、テリー、ケニー、ダニー、カール

逃走中に出てきた古買屋がビリーとこちらも似てて

「この人は誰だっけ?」と、上映中何度か混乱しました

 

 

スマートさ、スタイリッシュさ、スピード感は一切無し

ゆるゆるグダグダなおじいちゃん窃盗団の物語でした

60点