無職生活3年目  のんびりと ひっそりと 自由に生きております

プリズナーズ・オブ・ゴーストランド 2021年度ワースト映画決定か

今回はTOHOシネマズ梅田別館に行ってきました

緊急事態宣言が解除になってから全ての座席が開放されています

映画館からしたらようやくまともな営業ができると喜ばしいことでしょう

ただ個人的には前後左右に人が絶対来ない以前の形式のほうが快適だったかな

 

 

監督
園子温
出演
ニコラス・ケイジ
ソフィア・ブテラ
ビル・モーズリイ
ニック・カサヴェテス
TAK
中屋柚香
YOUNG DAIS
古藤ロレナ
縄田カノン
栗原類
渡辺哲
潤浩

悪名高き銀行強盗ヒーローは、ある日、相棒のサイコとともにサムライタウンの銀行を襲撃するが、少年が差し出したガムボールをきっかけに捕まってしまう。

投獄され、フンドシ一丁で手錠を掛けられるヒーロー。

サムライタウンではこの世界のすべてを牛耳る悪徳ガバナーがいつも女を侍らせていた。

傍らにはいつも用心棒のヤスジロウと少女のようなスージーをおいてご満悦だ。

ある日、ステラ、ナンシーとともにガバナーの魔手から逃げたガバナーお気に入りのバーニスを連れ戻すことを条件にヒーローは自由を手に入れる。

ただし、5日以内にバーニスを連れ戻さねば、爆弾を仕掛けられたボディスーツが爆発してしまう

 

 

酷い作品だわ

上映開始から30分で帰ろうかと思いましたが踏みとどまって最後まで観ました

 

園子温監督の個性出しまくりなんだけど、ただそれだけで終わってて

そこから何か伝えたいもの伝わるものというのが一切ないです

 

まずは世界観

最初の街はアメリカウェスタンと江戸の吉原を合体させたような作りで

強盗される銀行内部は現代風

ゴーストタウンはマッドマックス的な世紀末世界なところ

これだけでもうなんだかわからなくなるけど

それらが個別に主張し合ってて互いに喧嘩してるからさらにワケわかんなくなってる

さらに江戸の吉原風なところはストレートに江戸時代しとけばいいものを

変なアレンジ入ってて違和感しかないです

なんだろう、突飛な事やればウケると思ったのかもしれませんが全てがダダ滑りです

ゴーストタウンはまあそれらしかったけど予算が少ないのが透けて見えるなぁ

 

ストーリー

ニコラス・ケイジがゴーストタウンに行って女を探して見つかって

連れ帰ろうとするけど幽霊に行く手を阻まれ戻される

何度めかに無事脱出して街に戻って来る

これだけ

きちんと整理したら1時間以内で収まるところをスローペースにして水増ししてて

さらに水増し部分に先ほどのごちゃごちゃ世界観で前衛的な映像を差し込んでくるので

よくわからなくてつまらなくて見てることに飽きてきます

水増し部分で一番ひどかったのが「これでゴーストタウンまで行く」とニコラス・ケイジがママチャリで一人荒野を走るところ

シュールな笑いを狙ったのかもしれませんがこれもハズしてます

 

ほか、ニコラス・ケイジの金○爆破で「ち~ん」って吉本新喜劇かと

とにかく出てくる映像がことごとくウケない

監督の個性が出てるところがウケない笑えないすげ~ってならない

出てない普通のところはそのまま普通で何の感動もない

原発、フクシマといったワードがちらほら出てくるけど

そこにメッセージ性はなく何も伝わらない感じない

 

唯一まともに見てられたのがヤスジロウとの殺陣

無茶苦茶な世界の中で真面目な顔して最後まで武士役をやり通したTAKこと坂口拓は今作のMVPでしょう

 

誰もが知ってるハリウッド俳優ニコラス・ケイジは、近年すっかりB級映画請負人となってしまってますが

それでもよくこの仕事受けたなと 金○爆破とかママチャリとか仕事選ばないにも程がありますよ

 

 

園子温監督の個性大爆発でウケる人にはウケるのかもしれません

そんな人が日本に何人いるのかわかりませんがね

「冷たい熱帯魚」「恋の罪」「ヒミズ」この辺は凄い映像撮るなぁと思ってましたが

今は見る影もなくて悲しいです

あの頃の監督に戻ってほしいです

20点