「シング」観たのあと昼食を挟んで午後からの2本目
TOHOシネマズ梅田の5番スクリーンで観ました
ここの4、5番スクリーンって狭くて細長いんですよ
なもんで着席までが大変 あと帰りも「すいません」連発することになっちゃう
東宝さんにはこのへん改善してほしいですねぇ
監督
ナヴォット・パプシャド
出演
カレン・ギラン
レナ・ヘディ
カーラ・グギーノ
クロエ・コールマン
アダム・ナガイティス
ミシェル・ヨー
アンジェラ・バセット
ポール・ジアマッティ
ネオンきらめくクライム・シティ。
サムはこの街の暗殺組織に属する腕利きの殺し屋。
だが、あるターゲットの娘を匿ったことで組織から命を狙われるハメに。
殺到する刺客たちを次々と蹴散らし、サムと娘は、かつて殺し屋だった3人の女たちが仕切る図書館に駆け込んだ。
図書館秘蔵のジェーン・オースティン、ヴァージニア・ウルフの名を冠した銃火器を手に、女たちの壮烈な反撃が今始まる!
うーん、なんていうか普通だった
予告編を見て「これはちょっと捻った感じして面白いのでは」と思い
上映館が少ないところ観に行きました
母が殺し屋の娘が母の失踪後自分も殺し屋やってる
所属組織の命令で仕事をこなすも過剰な殺しのせいで今度は組織から追われる身に
この初期設定だけで結構ワクワクさせてくれるんですよね
あと組織が「Farm」と呼ばれてたり武器庫担当が図書館だったり
この辺は「ジョン・ウィック」シリーズっぽい感じが出てる
さらに作中の雰囲気がタランティーノ監督作品っぽかったり
どこかで見たようなスローモーションアクションシーンとか
黄色のスカジャンビシッと決めてるとか
とにかく他の作品の良さそうな部分をパク・・・・リスペクトして
面白そうな雰囲気をプンプン匂わせてきます
そのなんか面白そうっていう興味・空気は観てる最中ずっと続いてるんだけど
観終わった後、「あぁ面白かった」ってならなかった
なんでかなと振り返ると、肝心のアクションシーンが平凡だったからかな
主役が女性で図書館メンバーも女性
彼女らが男の刺客達をバッタバッタとなぎ倒していくというコンセプトなんだろうけど
細切れのアクションで場面がぱっぱぱっぱ変わるのはスピード感やキレがなくなってつまらない
もっと長尺で回して連続感・スピード感を出してほしいです
薬打たれて両腕に力が入らずブランブラン状態での戦闘は
コメディチックな面もあるけどアイデア賞あげたいです
図書館メンバー3人は昨今の例のアレで人種がバラバラなんだけど
それだけしか個性が無かった
見た目以外にも特徴・違いを盛ってもいいんじゃないかな
成り行きで面倒みることになった女の子
結構キモがすわってるしっかりした娘さんで
車の運転(ハンドルとシフトレバーだけ)までこなしてまさにサムの右腕といった感じ
(ないだろうけど)もし続編があるのなら殺し屋見習いにまで教育されてるんだろうなぁ
金返せ!!まではいきませんが、映画を観たという充実感に乏しくココが面白かったって言える部分がなかったです
面白そうな空気感だけではダメなんだな 勉強になるわぁ
60点