無職生活5年目突入  のんびりと ひっそりと 自由に生きております

犬も食わねどチャーリーは笑う 面と向かって言わないと何も伝わらないよね

はい今回もイオンシネマ行ってきました

月イチクーポン1200円をdポイントで支払って

いつも通り現金出費はゼロ

dポイント支払いばかりで袋分けしてる映画鑑賞用の予算が余ってます

このまま余り続けるようなら別の事に使うのもアリかな~

 

 

監督
市井昌秀
出演
香取慎吾
岸井ゆきの
井之脇海
中田青渚
小篠恵奈
松岡依都美
田村健太郎
森下能幸
的場浩司
眞島秀和
徳永えり
峯村リエ
菊池亜美
有田あん
瑛蓮
きたろう
浅田美代子
余貴美子

鈍感夫にイライラする日和は、積もりに積もった鬱憤を吐き出さなきゃやってらんないわー!

と、出会ってしまったのは、SNSの〈旦那デスノート〉。

そこには妻たちの恐ろしい? 本音、旦那たちが見たらゾッとするようなエグイ投稿がびっしり書き込まれていた。

そしてある日、裕次郎もその存在を知ってしまう!

「これって俺のことか?」気になる投稿のペンネームはチャーリー。

日和と一緒に飼っているフクロウの名前もチャーリー…ってことは!夫婦ゲンカのゴングの鐘が、いま鳴り響く!!

 

 

独身の私には夫婦生活のことってわからないですが

なんとなくこんなんだろうなぁと想像もしつつ楽しめました

 

タイトルにも入っている「夫婦喧嘩は犬も食わない」っていうのは

些細なこと、くだらないことが原因の場合が多いからほっときなさいという意味

寝相が悪い、靴下の片方が無くなる、体臭が臭い、など

今作でも傍から見ればくだらないことで「旦那デスノート」に書きこんでるなと思っちゃうんですが

同じ屋根の下で長く暮らしてる二人には重要な事なんでしょう

そういった互いの認識のズレや身近な人達の反応でクスリと笑わせてきます

 

で、意識のすれ違い、行動のすれ違いが加速していき

仲が悪くなっていく様子を、初めて出会った頃のシーンを織り交ぜて提示して

仲良しだった時との差を際立たせていく

 

夫婦間で普段気になってることは、面と向かってはっきり言ったほうがいいよね

基本的にどちらかが死ぬまで続く関係だから

黙って我慢するとなるとこの先何十年も我慢することになるわけで

それはやっぱりしんどい

「旦那デスノート」に書きこんで、一時的に気持ちが軽くなったとしても

根本の事柄は改善・解消しないから時間が経てばまたぶり返すわけで

きっちり話し合いをして二人で落とし所を見つけるほうが前向きでいいのでは

まあ、独身オッサンの想像でしかないので

「それができたら苦労しないんだよ!!」という既婚者の苦情は随時受け付けてます

 

裕次郎(香取)の職場の女性との不倫疑惑も浮上しつつ、日和(岸井)との仲がどんどん悪化していく中、

同僚若槻(井之脇)の結婚披露宴でのスピーチ

「何かあったら新婚ホヤホヤの頃を思い出せ」という、若槻にも裕次郎本人にも向けた内容で

胸にジ~ンときてしまいました

 

で、ここで終われば関係修復 分かり易いハッピーエンドなんですが

ここからまだまだ続くんですよね

正直、蛇足だなぁと

日和の職場に乗りこむのとかビニール袋取るのとかは

うーん・・・って感じですね

義母の余計なひと言は結婚披露宴の前くらいに差し込めたとも思えるし

スパっと短時間で終わった方が良かったと思います

あとホムセン従業員の同性愛設定

はっきり言ってあれは要らないです

 

主演の香取慎吾

草彅、稲垣と比較すると芝居はもう一歩なところがあると思うのですが

そういうのが今作に関してはバッチリハマる配役でした

岸井ゆきのも同様

何処にでも居そうな普通の人っていうのがぴったり

脇は余貴美子

本当に「おせっかいなパートのおばちゃん」なんだよな~

この人好きだわ

 

 

「旦那デスノート」があるんだったら

もちろん「嫁デスノート」もあるでしょうね

逆パターンで一本作ってみてはいかが

65点

 

 

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