かなり時間経ってるんですが、今回もイオンシネマで観てきました
11月は観たいものが無いなぁと言いながら
公開されてから観てみたいと思う作品が出てきて
結局5本観ました
一方12月はガチで観る映画が無い
現段階では2本のみの予定です
例年12月は公開本数が増えて観たいものが増える時期なんですがね
監督
石川慶
出演
妻夫木聡
安藤サクラ
窪田正孝
清野菜名
眞島秀和
小藪千豊
坂元愛登
山口美也子
きたろう
カトウシンスケ
河合優実
でんでん
仲野太賀
真木よう子
柄本明
弁護士の城戸は、依頼者の里枝から、亡くなった夫「大祐」の身元調査という奇妙な相談を受ける。
里枝は離婚を経て、子供を連れて故郷に戻り、やがて出会う「大祐」と再婚。
新たに生まれた子供と4人で幸せな家庭を築いていたが、ある日彼が不慮の事故で命を落としてしまう。
悲しみに暮れる中、長年疎遠になっていた大祐の兄・恭一が法要に訪れ、遺影を見ると 「これ、大祐じゃないです」と衝撃の事実を告げる。
愛したはずの夫は、名前もわからないまったくの別人だったのだ‥‥。
「大祐」として生きた「ある男」は、いったい誰だったのか。
原作未読です
うーん、いまいち、というか物足りないのかな
生活をしていた夫が全くの別人「X」だったというところから始まり
この「X」さんが何者なのかというのを解き明かす内容
そこに謎解きをしていく弁護士城戸(妻夫木)が
自身の身の上話を知らず知らずのうちに重ねていき
最後に・・・という感じ
最終的に「X」は何者で、なぜこんな事になったのかまで判明するんですが
「ああ、そうだったのか」以上の感情やら思いやらが出てこなかった
「X」が他人と入れ替わる行為をせざる得なかったのはわかるんだけど
かなり衝撃的な内容であったにもかかわらず、その顛末が私の心にはさほど響かなかったなぁ
そこがそんな冷めた感じだったので結論出た時も「ふーん」程度で終わってしまった
あと気になったのは、弁護士城戸サイドの話って必要だったのかどうか
最後のオチのためには必要なんだけど
これも絶対にこうでないといけないってほどのものじゃない
最後のオチへ持っていくきっかけも、突然妻の不倫が発覚するっていう
取って付けたようなもので無理矢理な感じがする
「X」の調査をしていくうちに自分の事でモヤモヤが積み重なっていき
不倫発覚で一気に決壊して・・・ってな感じなんだけど
それより「X」と入れ替わってた谷口大祐(本物)の方を掘り下げた方が良かったように感じます
あと細かいところ
谷口大祐(本物)が入れ替わり先の名前でSNSやってるのが不自然
こちらも訳アリで入れ替わっていて、目立たぬようこっそりと生活してるのに
堂々とフルネーム使ってるのは「見つけてください」と言ってるようなもの
話しの展開上そうしないといけなかったのかもしれないけど
谷口大祐(本物)が迂闊すぎるわな
役者は安藤、窪田、妻夫木、脇にでんでん、柄本といいところ揃えていて良かった
特に柄本明の憎たらしい感じがたまらない
城戸夫婦はちょっと格好付け過ぎで現実味が薄かった
小藪のポジションは必要だったのかな
あんまり響かなかったのは私の理解力の無さのせいかもしれませんね
まだまだ勉強が必要だわ
60点
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