無職生活5年目突入  のんびりと ひっそりと 自由に生きております

エンドロールのつづき 少年の未来には無限大の可能性がある

はい今回は大阪ステーションシティシネマ行ってきました

 

この映画館では会員カードがあって1回観たら1ポイント貰えて

貯まったポイントでポップコーンやドリンクが貰えるのですが

有効期限が最後にポイント変動した日から半年なんですよ

なので最低半年に1回は来ないといけない

ここには単館上映レベルの作品を観に来てるので

年間でも数回しか来ないんですよね

なもんで有効期限の更新が中々に難しい

有効期限1年に延びませんか?

この辺りよろしくお願いします大阪ステーションシティシネマさん

 

 

監督
パン・ナリン
出演
バヴィン・ラバリ
リチャー・ミーナー
バヴェーシュ・シュマリ
ディペン・ラヴァル

インドの小さな町に住む9歳のサマイは、学業のかたわら父親のチャイ店を手伝っていた。

ある日、家族と映画館を初めて訪れた彼は、すっかり映画に魅了される。

ある日、映画館に忍び込んだのがバレて放り出されるサマイを見た映写技師のファザルが

サマイの母親の手作り弁当と引き換えに、映写室から映画を観ることを彼に提案する。

 

 

まあまあでした

監督の自伝らしいんですが、そういうの知らずに観てます

 

インド映画ですが、インド映画と聞いて皆さんが思うであろう踊りやスケールのデカさは

この作品にはありません

終始落ち着いた雰囲気で進みます

 

9歳のサマイ君が映画と出会い魅了され、自分も映画を作りたいと思い

その道を歩んでいくストーリー

父親は映画は低俗なものと思っており、何度もサマイを映画から離れるよう促すが

サマイはどんどん映画の世界、特に光や映写機についてハマっていく

映写技師から映写機について学び、最後には自力で映写機を作り上映会をやってしまうのがすごい

子供の好奇心から来る学ぶ姿勢というか集中力というか

好きになったらトコトンまで行っちゃうやっちゃう面をうまく表現していました

ただし、フィルムの窃盗はアカンわな

ここは例えば不要になったフィルムを譲ってもらうとか

変更の余地があるかもしれません

 

サマイの映画に対する真剣な姿勢を見て遂に父親も観念

ラストは理系の光について学びに行けと遠くの町へ送り出す

かわいい子には旅をさせろってやつですね

駅のホーム 見送り しばしの別れ

うるっと来ちゃいました

 

映画が題材だからかどうかはわかりませんが

やたらと光を使った演出が目立ちます

直射日光、フィルム越しの映像、ガラスの反射・屈折

変幻自在で美しいです

 

アナログフィルムからデジタルへ

技術の進歩によって古いものから新しいものへと変化していく世の中

不要になったフィルム・映写機がリサイクルに回り

スプーンや腕輪に生まれ変わる

ここは言いたい事はなんとなくわかるんだけど時間取り過ぎかな

「ザ・メイキング」を見せられてるような気持ちになってしまったわ

 

また、この作品には世界中の有名監督のオマージュが多数盛り込まれてるそうなんですが

私はそこまで映画通ではないので一切わかりませんでした

分かる人はそういう所も探してみてはいかが

 

 

テンプレ的ではないインド映画

日本で公開される事はなかなかないと思うので

興味があれば一度見てもらいたいです

サマイの母が作る弁当がとっても美味しそうで

観た後で何か食べたくなること必至ですよ

65点

 

 

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