無職生活5年目突入  のんびりと ひっそりと 自由に生きております

仕掛人 藤枝梅安 とことん渋い これぞ時代劇 おすすめ

はい今回はイオンシネマシアタス心斎橋で観てきました

 

近所のイオンシネマでも公開してますが、わざわざシアタス心斎橋まで出掛けたのは

コンフォートシートで観たかったら

スクリーン最前列で寝そべりリラックス状態で鑑賞できる席

久しぶりの利用でしたがやっぱりイイ!!

追加料金不要 早い者勝ち

事前のネット予約がオススメですよ

 

過去の記事はこちら→「映画館で靴脱いで寝そべって足伸ばして観るという体験」

 

 

監督
河毛俊作
出演
豊川悦司
片岡愛之助
菅野美穂
小野了
高畑淳子
小林薫
早乙女太一
柳葉敏郎
天海祐希
中村ゆり
石丸謙二郎
でんでん
鷲尾真知子
板尾創路
六角精児
若林豪
椎名桔平

江戸の郊外、品川台町に住む鍼医者の藤枝梅安には二つの顔があった。

腕の良い鍼医者の表の顔と、生かしておいては為にならない奴らを闇に葬る冷酷な仕掛人の裏の顔だ。

ある日、梅安は料理屋を訪ね、仕掛の標的であるおかみの顔を見て息を呑む。

それは梅安に暗い身の上を思い出させる対面だった・・・。梅安の仕掛は果たしてどんな決着をみせるのかー。

 

 

過去にドラマ等で藤枝梅安は演じられてるようですが

今回私は予告編や劇場のデカいポスターで知りました

キャストが実力派揃いで画の空気感もなんかいいなと思っての鑑賞でしたが

いい!! 渋い!!

 

似たようなTV作品に藤田まことの必殺仕事人があります

そちらは仕事する時に、♪ちゃらら~ ちゃらららららら ちゃらら~って

テーマ曲が流れたり、仕事自体が派手だったり

エンタメ要素がある程度盛り込まれてる一方で

今作はそういうの極力排除

徹底的に暗く、渋く、しっとりとした空気感を貫いてる

歳取るとこういう作品を落ち着いてじっくり楽しむのがいいなと思えてくるもんですね

 

ストーリーは、仕掛け(殺し)の依頼を受ける→殺す なんていう単純なもので終わらない

対象者の身辺をきっちり探り、仕掛るに値するかの確認をする

その過程で対象者やその他周辺人物の半生や過去、繋がりなどが

明らかになっていくというミステリー要素あり

今作では梅安や仕掛人仲間の彦次郎自身にも関わってくる案件で

人物相関図が欲しくなる程度に複雑になっていくので

しっかり追っていかないと分からなくなるかもしれません

 

キャストは梅安役のトヨエツ

鍼医者で表では人を救い裏では殺すという真逆のことをやっている

その表の顔と裏の顔、二つの使い分けが見事

ただ一点、ゴツい身体のくせに一足飛びで塀に登ったりする忍者並の身体能力は原作準拠なんでしょうか?

ここだけ違和感ありました

仕掛けのターゲットとなるおみの役天海祐希

この人は現代劇、それもやかましい感じのコメディ方面が上手と勝手に思ってましたが

妖艶でしっとりとした大人の女性ってのも合うなぁと感心してしまいました

脇もチョイ役含め、しっかり固めてド安定

表の鍼医者梅安のお手伝いさん係役高畑淳子

ほぼ素なんじゃないかと思える梅安との掛け合いが面白い

立場を利用して料亭万七でセクハラしちゃう偉い旗本役板尾創路

堀部圭亮と並んで悪代官系の役やらせたらピカイチやね

 

エンドロールで椎名桔平の名前が出てきて「あれっ、出演してたっけ?」って思ったら

エンドロール後に次作への繋ぎ映像で出てた

4月公開の「その二」に出てるのね

今作からの完全な続きものという訳では無いようなので

次作だけ観ても問題なさそうです

もちろん元夜勤者は観に行きますよ

 

 

必要以上に出てくる梅安と彦次郎の食事シーンが完全に飯テロ

彦次郎の「料理はよけいな物を入れない方がうまい」という言葉通り

質素ながら大変美味しそうに見えてしまって食欲増進間違いなし

映画鑑賞後は昼食・夕食の予定も入れておきましょう

75点

 

 

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