はい今回はイオンシネマシアタス心斎橋で観てきました
シアタス心斎橋といえばコンフォートシート
寝そべって鑑賞できる最前列の特別席で
ここで観るときは必ずここを選んでいます
今回は3席あって一番右端の席だったのですが
ド真ん中よりいいかもしれない
斜めになるので幾分距離があいて見やすく
横向きに寝転がるのでよりおうち気分に浸れます
機会があればコンフォートシート試してみてくださいね
監督
ギャレス・エドワース
出演
ジョン・デヴィッド・ワシントン
ジェンマ・チャン
渡辺謙
スタージル・シンプソン
マデリン・ユナ・ヴォイルズ
アリソン・ジャネイ
2075年、人を守るはずのAIが、ロサンゼルスで核爆発を引き起こした。
元特殊部隊の〈ジョシュア〉は人類を滅ぼす兵器を創り出した“クリエイター”の潜伏先を見つけ、暗殺に向かう。
だがそこにいたのは、純粋無垢な超進化型AIの少女〈アルフィー〉だった。
そして彼は“ある理由”から、アルフィーを守りぬくと誓う。
いい映画でした
予告編からは、人類vsAIの話でAI側のボスが例の子供で
訳あって主人公がAI側につく みたいなのかなと予想してましたが
だいぶ外してましたね
まず 人類vsAI が誤りで
AI排除のアメリカvsAI共存のアジア という構図のが正しい
で、そもそもAIは悪くなくてアメリカの逆恨み?で駆除されてる
アメリカをここまで悪者に描いてるのは今時珍しいのではないかな
ゲリラ戦で民間人にも容赦なく銃口向けるし大勢巻き込む爆発物も多用してるし
徹底して「アメリカは悪」を刷り込んでからの主人公とアジア側の抵抗反撃ってな流れかな
中盤から先はアメリカvsアジアを続けつつ少しずつ別のテーマがクローズアップされてくる
それは「AIに感情はあるのか 愛はあるのか」
AI共存のアジアではAIロボットが人間の子供を育ててることがあり
その関係性から親子の愛情が芽生えてる
ほか男女間の愛や家族愛、宗教信仰など、戦闘の合間合間に見せてくる
その積み重ねをしてからのラスト
ネタバレなんで詳しくは書きませんがとにかく泣けたわ
どこかの映画で見たことあるって展開なんですが
AIとの愛情というテーマを前面に出してるから
見事に刺さるんですよね
SF映画で泣いたのって初めてかもしれないなぁ
いい意味でダマされました
大まかなストーリーは上記の通りなんですが
アジア側には対空設備はないのか とか
警察しか出てこなくて軍はいないのか とか
細かいツッコミどころ・矛盾点が散見されますので
それらが気になって仕方ない人にはつまらない映画という評価になりそうです
一方で、日本なのか香港なのかタイなのかベトナムなのかわからない
さらに都会なのか田舎なのかわからないごちゃまぜのアジア世界観・映像は
他作品だとツッコミどころになりそうですが
この作品であればアリだなと思えてしまいます
映像はバツグンに良い
義手を外して腕がないとか擬人化AIの後頭部が機械化されていて筒状になってて向こう側が見えるとか
在るものが無い映像の作りがハンパないです
キャストはわれらが日本代表渡辺謙
序盤にちょっと顔出しただけで終わりかと思ったら中盤から出ずっぱり
反乱組織のリーダー格でばっちり活躍してました
日本語・英語・ベトナム語?ごちゃまぜで話してるのは何か意味があったのかな
超進化型AIの少女アルフィー役マデリン・ユナ・ヴォイルズ
丸坊主だったので男の子だと思ってましたごめんなさい
昨今AIを扱った作品多いですが
こういう切り口で見せてくるのはあまりないと思います
試しに見て損はないと思いますよ
70点
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