無職生活5年目突入  のんびりと ひっそりと 自由に生きております

カラオケ行こ! ヤクザと合唱部員の珍交流記 『紅』が頭にこびりつきます

今回は14日にMOVIX京都で観てきました

 

ウォーキングイベント終わりからホテルのチェックインまでの時間潰しで

どうせいつもの映画館で観る予定をしていた作品なのでここで観てしまえと行きました

流石は日曜の京都の繁華街

満員御礼のスクリーンもちょいちょい出る盛況ぶりで

私が観た回も7割埋まってました

たまになら賑やかな映画館もいいかもしれないと思った一日でした

 

 

監督
山下敦弘
出演
綾野剛
齋藤潤
芳根京子
橋本じゅん
坂井真紀
宮崎吐夢
北村一輝

合唱部部長の岡聡実はヤクザの成田狂児にカラオケに誘われ、歌のレッスンを頼まれる。

組のカラオケ大会で最下位になった者に待ち受ける“恐怖”を回避するため、何が何でも上達しなければならないというのだ。

狂児の勝負曲はX JAPANの「紅」。

聡実は、狂児に嫌々ながらも歌唱指導を行うのだが、いつしかふたりの間には奇妙な友情が芽生えていくのだった。

聡実の運命や如何に?そして狂児は最下位を免れることができるのか?

 

 

原作未読

ある映画館の宣伝用クソデカ壁掛けを見て

ちょっと面白そうだなと思い観ました

 

結論から言うと面白かったです

気になるところは導入部のところ ここだけ

雨に濡れてシャツ下の刺青丸見えのヤクザがカラオケ行こ!って言ってきたら

普通は大声出して助け呼ぶか人が大勢いるところまで逃げるかするよね

それが聡実はあっさりと拉致られてカラオケ屋へ

まあここツッコミ入れたら話が進まないから仕方ないんだろうけど

 

拉致られてからは

大人と子供、ヤクザと一般人、合唱部部長と歌ヘタ

それぞれのギャップ・考え方の違いからくる笑いと

ヤクザあるある、カラオケあるある、部活あるあるからの笑いとか

部活内での揉め事とか

こういうので細かく攻めてくる

ほどよいユルさ加減が絶妙で観客一同何度も笑ってました

 

ストーリーで盛り上がる部分は最後以外無しで平坦

その最後

私すっかり騙されてしまいました

聡実が入ってきた瞬間に大芝居を打ちに行った組長と

言葉も交わさずそれに乗った組員たちは天才やな

 

最後のシーン

ちらっと見える狂児の右腕には「聡実」の二文字が

これだけで色々と妄想できてしまうのがすごい

結局狂児は紅を歌ったのか

上手に歌えたのか

「聡実」と書かれてしまう顛末は

劇場が明るくなってからも楽しめる仕掛けはうれしいですね

 

狂児役の綾野剛

時折見せる本気のヤクザ姿と、聡実と接してるユルいヤクザ姿の使い分けが素晴らしい

あとは吹奏楽部の副部長やってた女子

あれくらいの年齢だと男子より女子のほうが大人びててしっかりしてるもんだわな

最終盤まで聡実の母が坂井真紀だと気付きませんでした

 

 

綾野剛が何度も歌う『紅』が頭に焼き付いて、しばらく取れなくなります

く~れない~にそ~まあった~ こ~のお~れ~を~ って

知らないうちに口ずさんでますよ

お気楽気分で観るのに最適で

かつ観終わってから「観てよかったな」と思える作品なので

サブスクで見かけたら是非お試しあれ

70点

 

 

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