イオン<8267.T>はこの日の取引終了後、傘下のイオンモール<8905.T>、イオンディライト<9787.T>の2社を完全子会社化すると発表した。
イオンモールとは、株式交換による完全子会社化の協議開始に向けて基本合意書を締結した。7月をメドに実施する予定。
株式交換比率は協議の上決定するという。イオンディラについては1株5400円でTOBを実施する。
買い付け予定数は2025万2536株(下限429万7400株、上限設定なし)、買い付け期間は3月3日から4月24日まで。
TOB成立後にイオンディラ株は上場廃止となる予定で、これを受けて東京証券取引所は28日付で同社株を監理銘柄(確認中)に指定した。
SBI証券ニュースより
ということで阪急阪神リートに続き、短いスパンで保有銘柄からTOB案件出ました
対象はイオンディライト(コード9787)
名前の通りイオンが株57%保有の筆頭株主=イオンの子会社
設備管理、警備、清掃、建築施工、資材調達、自販機設置運営など
モール・ショッピングセンター運営の裏方業務を一手に請け負う企業です
イオンモールに行くとここの名前・マークがついた制服を着て
清掃作業してる人をよく見かけます
私は2009年から保有 PF内では最古参銘柄のひとつ
業績は手堅くじりじりと成長 優待有り
私好みのBtoB地味銘柄です
昨今、親子上場はイカンでしょという風潮を受けてか
親が子を完全子会社化して取り込んでしまう事例が多いです
機関投資家・外国人投資家からの厳しい指摘を避けつつ
いっそ子会社の利益を完全に自分のものにしてしまえ という魂胆が
垣間見えるなぁと個人的に思っています
親子上場解消TOBは私のPF内でも何度か発生してます
改めて投資の出口戦略として上場子会社はやはり狙い目ではと思う今日この頃です
こことかオリックスとか地味なところではイチネンHDとか
企業内で事業分散が効いてる会社って私大好きなんですよ
あっちはダメでもこっちはいい みたいに互いにフォロー可能で
事業すべてがダメというのが中々ない 安定した業績が魅力ですね
なので本当は手放したくないのですがTOB決まってしまったものは仕方ありません
TOB価格は5400円
明日3日はこの価格にサヤ寄せすると思われます
完全子会社化で上場廃止予定なのでもちろん売却
5400円で売却すれば配当+優待(100株でイオンギフトカード2000円分)35年分超の利益となります
ほぼ寿命までの配当を一括で貰ったようなもんですね
投資に回せる現金が心許ない状態だったので渡りに船
貰えなくなった配当は高配当・割安銘柄購入で補うとしましょう
ということでまたTOB案件来ましたって話題でした
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