無職生活5年目突入  のんびりと ひっそりと 自由に生きております

一度も撃ってません 渋さに極振りの雰囲気映画

昨日観てきた2本目です

合間にくずはモール内のアソートというビュッフェスタイルの店で昼食

ここはすかいらーく系列の店で株主優待券が使えるのでよく利用しています

お値段相応のクオリティではありますが和洋中色々食べ放題 最高ですね

 

監督
阪本順治
出演
石橋蓮司
大楠道代
岸辺一徳
桃井かおり
佐藤浩市
妻夫木聡

市川進、御年74歳。

タバコ、トレンチコートにブラックハット… 大都会のバー「Y」で旧友のヤメ検エリート・石田や元ミュージカル界の歌姫・ひかると共に夜な夜な酒を交わし、情報交換をする。

そう、彼は巷で噂の“伝説のヒットマン”だ。

今日も“殺し”の依頼がやってきた――。

がしかし本当の姿は…ただの売れない小説家。

物語のリアリティにこだわり過ぎた市川は“理想のハードボイルド小説”を極めるために、

密かに“殺し”の依頼を受けては、本物のヒットマン・今西に仕事を頼み、その暗殺の状況を取材しているのだった。

そんな市川に、ついにツケが回ってきた。

 

楽しめました 「日常系アニメ」の様な面白さ

観たあとにちょっと思い出してクスっと笑える感じ

あらすじは上記のとおりですがとにかくハードボイルドな雰囲気作りに重点を置いていて

市川が自宅から行きつけのバーへ向かうシーンが無駄に長くバー内での注文~飲酒~たわいない会話などもやたら長く時間を取っています

「本当の大人ってのはこういうもんだ」みたいなものを存分に味わえますよ

 

逆に殺しのシーンはさっくさくで短いです ヒットマン今西の腕がいいんでしょうね

殺しは手早いがその後の状況取材がやたら丁寧でなんだか検察の現場検証のようで笑えます

 

桃井かおり久しぶりに見たけど衰え知らずでなんかホッとした

蕎麦屋の店員の時の普通のオバサン感の良かったです

 

最後、市川vs周雄 互いに拳銃を向け合い一触即発

お、どうなる?→ん?長いな→え、まさか→おいおいお前もかよwww

誰しも必ずこうなると思います 是非体験してほしいポイントです

 

キャストがチョイ役までやたら豪華 さらに佐藤親子・柄本親子ダブル共演が見もの

個人的なことですが市川の妻役大楠道代が「固ゆで玉子」な性格や雰囲気込みで私の母にそっくりで

市川への説教が私に向けられてるような感じがして複雑でした

 

せかせかしないゆったりとした大人の雰囲気を味わいたい方にオススメです

60点