11月30日になんばパークスシネマ行ってきました
今年ももう終わりかけですがひょっとしたら今年初めてかもしれません
昔はパークスシネマの会員カード特典が非常に優秀で
ここをメインの劇場にしていた時期もありましたが
改悪になってからはマイナーな作品を年に数回観に来るだけになってしまいました
もうちょっと魅力ある特典つけてくれませんかね、パークスシネマさん
監督
手塚眞
出演
稲垣吾郎
二階堂ふみ
渋川清彦
石橋静河
渡辺えり
⼈気⼩説家美倉洋介は、新宿駅の⽚隅でホームレスのような酔払った少⼥ばるぼらに出会い、つい家に連れて帰る。
⼤酒飲みでだらしないばるぼらだが、美倉はなぜか奇妙な魅⼒を感じて追い出すことができなかった。
彼⼥を⼿元に置いておくと不思議と美倉の⼿は動きだし、新たな⼩説を創造する意欲がわき起こるのだ。
ばるぼらはあたかも芸術家を守るミューズのようだった。
うーん、普通かな
はっきりした結末を描かない作品はどうしても中途半端感が残ってしまって評価が下がりますね
ばるぼらがああなってしまってからの洋介を描いて終わりにしてほしかったです
ばるぼらは一体何者だったのか そもそも人間だったのか
また洋介にとって幸運をもたらす女神だったのか はたまた破滅へ誘う悪魔だったのか
どっちともとれそうな、どっちでもないような
どちらにするかは視聴者におまかせってことなんでしょうか
どちらにせよばるぼらは洋介にとって不思議な魅力を持つ存在なのはわかりました
金持ってる政治家の娘と家庭的な秘書
わかりやすい属性を持つ二人ではなくばるぼらを選んだその過程の見せかたはうまいなと思いました
二階堂ふみの全裸で致してるシーンが何回かありますが全然エロくないです
全裸そのものは綺麗で胸も小ぶりでマネキンみたい
作品が芸術作品寄りなのでそういったシーンもエロくならないような撮り方をされてるからでしょうか
まあ、そもそもエロ目的で観に来てないのでそこは別にいいです
どちらかと言うと、服屋?で洋介に迫って来た前髪パッツン店員のほうが私好みでエロいです
商売敵の四谷の存在がよくわからなかった
洋介の邪魔をするわけでもなく居なくてもよさそうなキャスト
出すならもっと洋介と絡んで一悶着あってほしかった
渡辺えり演じるムネーモシュネーが
いかにも手塚治虫作品に出てきそうな外見で
作品の空気感を形作ってました
「雰囲気映画」は私には難解ですね
まだまだ勉強が足りません
60点