はい今回はイオンシネマで2本観た、その1本目です
サービスデーではない日に2本観る時は
10時までのモーニングと月イチクーポンを組み合わせるのが基本です
やっぱ1800円は高いからね仕方ないね
監督
西谷弘
出演
福山雅治
柴咲コウ
北村一輝
飯尾和樹
戸田菜穂
田口浩正
酒匂芳
岡山天音
川床明日香
出口夏希
村上淳
吉田羊
檀れい
椎名桔平
天才物理学者・湯川学の元に、警視庁捜査一課の刑事・内海薫が相談に訪れる。
行方不明になっていた女子学生が、数年後に遺体となって発見された。
内海によると容疑者は、湯川の親友でもある先輩刑事・草薙俊平がかつて担当した少女殺害事件で、完全黙秘をつらぬき、無罪となった男・蓮沼寛一。
蓮沼は今回も同様に完全黙秘を遂行し、証拠不十分で釈放され、女子学生の住んでいた町に戻って来た。
町全体を覆う憎悪の空気…。そして、夏祭りのパレード当日、事件が起こる。
蓮沼が殺された。
女子学生を愛していた、家族、仲間、恋人…全員に動機があると同時に、全員にアリバイがあった。
そして、全員が沈黙する。
テレビドラマは見てません
なので柴咲コウ久々復帰とかはわかりません
映画は「真夏の方程式」は見てます 「容疑者Xの献身」は見てません
「真夏の方程式」はそこそこ面白かった記憶があるので今作見る事にしました
で、実際に観て
この内容だったら湯川要らないよねってのが真っ先によぎりました
「真夏の方程式」でも物理学とか理系な知識による謎解きって薄かったのですが
今作はもっと薄い 事件現場で助言一つする程度
これだったらガリレオシリーズでなくてもいいよね
今作は草薙(北村)が主人公って言ってしまってもいいでしょう
過去、警察側の失態(法律の限界)により容疑者無罪
関係者を不幸にしてしまった草薙の禊ぎというか過去の清算が主軸ですな
そこに今回の事件関係者のもろもろが絡んで進んでいく感じ
今回の事件のトリック・アリバイ崩しは予想の範囲内で
私でも「ああ、こんな感じだろうな」と予想が付くほど易しい
魅せたかったのはそれじゃなく、それに絡む並木一家やその関係者の人間ドラマのほうなんでしょうけど
登場人物が多すぎてそれぞれのエピソードが深堀りされないまま
はい次はい次と進んでいった印象
もう3~4人、人物減らして尺取ったらよかったと思います
一連の事件について、刑事モノでこういうツッコミは野暮なのは承知の上で・・・
都合良すぎる増村の存在
新倉妻の件は彼女の自白を信じるしかないよね
○○○に血が付いて無いからヤってないってうのはちょっと無理筋じゃないかな
役者ではずん飯尾が抜群に良かった
長女を亡くした悲しみ、容疑者への怒りと憎しみを背負いつつ
父として夫として残る妻と次女を養っていかねばならない寡黙な男の役
セリフは少ないながらそういった多くを背負っているという表現が最高
あと北村一輝
実質主役ということで出番も多く、過去に悔いが残る刑事ということで
心を乱すシーンが多く見ごたえありました
柴咲コウは久々復帰らしいですが存在感が無かった
レビュー、感想を見ていると
テレビドラマから観てる人からするとちょっと物足りない
ガリレオらしさが少ないと感じる割合が多いようです
やっぱり理系要素が少ないんやろなぁ
それ抜きなら立派に刑事ドラマしてるので
観に行くのもアリなんじゃないでしょうか
65点
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