無職生活5年目突入  のんびりと ひっそりと 自由に生きております

レジェンド&バタフライ 大作感は薄い戦国ラブロマンス

※ネタバレあり 鑑賞予定のかたはブラウザバック願います

 

はい今回はイオンシネマで観て来ました

昨年11月~今年1月は、観たいと思わせる映画が全然無かったんですが

2月に入ってようやく増えてきました

2月鑑賞予定は今のところ8本

ひょっとしたら口コミ等で評判が良い作品を追加するかもしれません

 

 

監督
大友啓史
出演
木村拓哉
綾瀬はるか
宮沢水魚
市川染五郎
和田正人
高橋努
浜田学
本田大輔
増田修一朗
レイニ
野中隆光
武田幸三
斎藤工
北大路欣也
本田博太郎
尾美としのり
池内万作
橋本じゅん
音尾琢真
伊藤英明
中谷美紀

政略結婚によって結ばれたのは、格好ばかりの織田信長と信長暗殺を目論む濃姫。

全く気が合わない水と油の関係の二人は、新婚初夜からさっそく大騒動。

ある日、濃姫の祖国で内乱が起こり父・斎藤道三が亡くなってしまう。

帰る国が無くなったことで自身の存在意義を失い自害しようとする濃姫に、生きる意味と場所を与えたのは、他でもない信長だった。

そんな信長も大軍に攻められ窮地に立たされた時、濃姫にだけは弱音を吐く。

自暴自棄になる信長を濃姫は激励し奮い立たせ、二人は桶狭間の激戦を奇跡的に勝ち抜くことに。

 

 

まあまあでした

 

東映70周年記念のこの作品

戦国時代・織田信長という題材で、かなり金かけて派手にやってるのかなと思ったら

中身は信長と濃姫のラブロマンス

大規模な合戦や一騎打ちは無いです

そういった戦国要素を求めて観に来た人にはがっかりな内容だったと思います

 

織田信長の一生を濃姫のサポートや愛情を交えながら見ていく流れ

本能寺で終わる信長の人生って、すでに大抵の人が知ってるわけで

if要素でも入れない限り、話の展開は分かり切ってる

となると役者の演技や映像のほうに目が行くと思うんですが

キムタクって何演じててもキムタクってよく言われますよね

今作でも序盤はそれが目立ってしまって

「うわー、これを3時間観なアカンのか・・・」って思ってしまいましたが

時が経つごとに、信長の年齢がキムタクのそれに近くなるほど

それがなくなっていってしっかり信長を演じていて良かった

濃姫役の綾瀬はるかも同様

序盤はなーんか演技下手やなぁって思ってましたが

時が経つほど濃姫の芯の強さみたいなものが見えてきて

最後は信長とお似合いのカップルやなぁって思ってしまった

脇だと伊藤英明と中谷美紀の存在が大きい

濃姫の世話係?なんだけど役柄としても濃姫を支える重要な立ち位置で

役者としてもいい芝居してました

 

1シーンだけ登場する家康

ぱっと見で誰が演じてるのか分からなかったが

エンドロールのクレジットで斎藤工と判明

うわー、斎藤工に見えなかったわ

少し特殊メイクしてるのかも

 

本能寺にて万事休す・・・からのif映像

本能寺脱出からのめでたしめでたしで終わるんやなぁって思ったら

夢?妄想?だったっていうのは賛否両論あるみたいだけど

私はアリだと思いますね

あのあとセリフほぼ無しで信長・濃姫双方静かに死亡

そしてエンドロールへ入っていくのがより引き立つというか

二人がこうなりたかったという無念さが前面に出る感じがして

エンドロール中の余韻がすごかった

「終わり良ければすべて良し」ではないけど

映画観た満足感は上がるよね

 

 

東映70周年記念という冠がついてますが

そこまで大作という感じはしません

「嫁目線から見た織田信長もの」という

いつもの戦国時代劇とは違う出来になってるので

興味のあるかたは観に行ってもいいと思います

65点

 

 

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