無職生活5年目突入  のんびりと ひっそりと 自由に生きております

在来線で行く東北周遊の旅 その3

12月17日 旅行3日目

 

朝風呂入って郷土料理中心の朝食食べてチェックアウト

玄関出ると昨日より雪が積もっている イヤな予感がする

山形駅行きの路線バスは10分遅れで到着 さらにイヤな予感がする

 

今日の目的地は仙台

山形からだと仙山線で1時間くらい

今日は楽な行程だったはずなのですが、駅に着いてびっくり

大雪のためすべての路線が運転見合わせ 路線バスも高速道路が通行止めで使えない

 

交通マヒ時によくやってるテレビの取材 私もスタッフの人に声掛けられました

 

うわ~マジか~ どうすんねんこれ~

心の中で叫びつつ電光掲示板を眺めたり待合室で座ってたり何か落ち着かない

で、駅員さんに話を聞くと山形始発の東京行き新幹線だったら動くかもしれないと言う事だったので

それに賭けるしかないと藁をも掴む思いでただひたすら待機

結局その新幹線が出発したのは2時間半後でした

 

良かった、とにかく山形脱出できて良かった

ひとまず安心したらもうお昼なので買っておいた駅弁を食べつつ福島へ

 

米沢名物 牛肉どまん中  定番はうまい

 

福島からは在来線でもいいのですが、この日回りたい所の閉館時間が迫っていたので再び新幹線を使用

結局この日はJR在来線の出番なし 乗り放題切符がもったいないなぁ

タイトル詐欺なっちゃいましたね すいません

 

仙台に着いてからは地下鉄東西線で東の終点荒井へ

そして市バスで荒浜小学校へ

 

震災遺構 仙台市立荒浜小学校

 

仙台市若林区の海岸近くに建つ小学校です

 

2011年3月11日

避難所になっていたこの建物の2階まで津波が到達

波と共にあらゆるものが1階と2階に押し寄せ、内部を破壊していきました

人々は3階と4階に避難 救助されるまで不安な時間を過ごした場所です

現在は廃校となり震災の怖さやここに荒浜という町があったことを伝え残すため

資料館として取り壊されずこの地に建っています

 

実は、こういった震災関連の場所に行っておきたい、見ておきたいというのが今回の旅行の一番の目的でして

ここは絶対に外せない場所だったので新幹線を使ってでも開館時間に間に合うように動いたわけです

 

1階2階は破壊された教室・廊下・柵などがそのままの状態にされており

見るだけで津波の圧倒的な破壊力が伝わって来ます

3階は閉鎖 4階は避難から津波襲来そして救助までの映像や手記

避難中の生活がうかがえる物品や黒板の展示

屋上からは全てが流され何も無くなってしまった現在の荒浜地区を見る事が出来ます

 

1階教室
1階廊下
言葉にならない
2階海側
避難時の品々
展示資料  この日は社会科見学の小学生団体が来ていました
屋上から海側 南東方向  なにもない ひたすら空き地

 

1階から順番に見ていくうちに胸にぐっと来るものがあって

いつの間にか泣いてました

このブログを書いてる今でもちょっと目頭が熱くなってきています

 

このあとは少し歩いた所にある震災遺構仙台市荒浜地区住宅基礎を見学

ここは荒浜地区の一区画をそのままの状態で残している場所です

 

左側の土地を津波が削ったため傾いている

 

あの日あの時までこの場所で人々の生活があったんだと訴えてきます

保存されているここ以外でも、周辺には同様の基礎だけになったものが見られます

 

最終の市バスが来たのでここまで

このあとは青葉城跡など行く予定でしたがすっかり日も暮れてしまったので取りやめ

仙台駅近くのホテルモンテコルマーナ仙台というビジホにチェックインそして夕食へ

 

仙台と言えば牛タン

駅近くのGoToトラベルクーポンが使える店で牛タン単品と日本酒を注文

 

この分厚さがいいんです

 

食べ応えのある牛タンに日本酒 最高ですね

その後、立ち食い蕎麦で〆て風呂入って就寝

 

 

これにて3日目終了 その4へ続きます