ちょっとずつ温かくなってきたような気がするこの頃、今日も今日とてイオンシネマに行ってきました
期間限定dポイントがかなりあって、それの処分にイオンシネマがちょうどいいんですよね
なのでしばらくはイオンシネマがメインになります
監督/制作
ジェイ・ローチ出演
シャーリーズ・セロン
マーゴット・ロビー
ニコール・キッドマン
ジョン・リスゴー
FOXニュースの元人気キャスターのグレッチェン・カールソン(ニコール・キッドマン)が、
テレビ界の帝王として君臨していたCEOのロジャー・エイルズ(ジョン・リスゴー)を提訴した。
そのスキャンダラスなニュースに、メディア界に激震が走る――。
騒然とするFOXニュース社内。看板番組を背負う売れっ子キャスターのメーガン・ケリー(シャーリーズ・セロン)は、
上り詰めるまでの自身の過程を振り返り心中穏やかではなくなっていた。
一方、メインキャスターの座を狙う貪欲な若手のケイラ(マーゴット・ロビー)は、ロジャーと対面する機会を得ていた―。
うーん、さらっと流された感があって「映画観たぞ」という満足感が足りないです
メインの3人は
- グレッチェン・・・ベテラン 昔ロジャーにセクハラされた その事についてFOXではなくロジャー個人を訴える
- メーガン・・・中堅で脂が乗ってるところ 10年ほど前にロジャーにセクハラされた
- ケイラ・・・新人 今、まさにセクハラされてるところ
という立ち位置
で、私の予想した展開は、グレッチェンとロジャーがバチバチ対立して裁判何回もやって汚い手も使ってそこにメーガンとケイラも加わってという感じで、二人の対立・やり取りがメインだと思ってたのですが
そこはあっさりと
グレッチェンがロジャーを訴える→ロジャー弁解する→散々喋らした後でグレッチェンが決定的な証拠を出す→ロジャー観念する
で終わってしまいます
この映画はセクハラで訴えたグレッチェンがメインではなく、同じくセクハラされたメーガン・ケイラ・その他FOXに勤務する女性達の気持ちの変化・行動がメインなんだなと思いました
女性達の中でもセクハラに対してどう捉えているかの違いがあって、忠誠心を示して仕事もらえてる事に疑問を感じてない女性もいる(ロジャー擁護派)のがリアルだな~
ケイラが電話で泣きながら「セクハラされてるねん」って、局の友人にずっと心の奥底に隠していた気持ちを吐き出すシーンはグっときました
最終的にはメーガンはグレッチェンを援護、ケイラは何もしないまま
この辺はそれぞれの立場を考えれば妥当なところだと思います
ロジャーのいかにもセクハラやりまっせーな体型・雰囲気・言動がいいです
誰でも権力持ったらセクハラしたくなるのかなぁ
ということで、何かしらグっと来るものは少ないです 美人な3女優を観たい人は是非
60点