毎週火曜はシネマイレージデイという事でTOHOシネマズくずは行ってきました
3月以来という事でくずはモールがコロナ対策いろいろされてて
エレベーター内の「ここに立ってください」の表示が全部壁方向だったのが印象的でした
監督
大森立嗣
出演
長澤まさみ
阿部サダヲ
奥平大兼
夏帆
皆川猿時
ゆきずりの男たちと関係を持つことで、その場しのぎの生活をおくる自堕落で奔放な女・秋子(長澤まさみ)。
しかし、彼女の幼い息子・周平(郡司翔)には、そんな母親しか頼るものはなかった。
やがて寄る辺ない社会の底辺で生き抜く、母と息子の間に“ある感情”が生まれる。
そして、成長した周平が起こした“凄惨な事件”。彼が罪を犯してまで守りたかったものとは……。
「万引き家族」っぽいのを想像してたのですが全然違いました
長澤まさみ演じる秋子がもうどうしようもないクズでクズでクズで最初から最後までクズでまっとうに生きようなんていう思いは欠片も無いクズで観ていて腹立ってきました
とにかくあらゆる言動がクズ クズの総合商社 阿部サダヲ演じる川田もクズだが秋子のほうが圧倒的
ただ、なぜここまでのクズになったのがが描かれていない 親や妹はまともなので最初から(親元に居る時期)こんなだったとは思えないんですよ
結婚後におかしくなってきて離婚したのかな クズになった経緯を最初に少しでも映像化してもらってたらよかったです
あと周平
11歳時はこんなクズでも頼らなきゃ生きていけないってのはわかるんだけど16歳なら逃げたけりゃ逃げれるんだよな
でも逃げられない逃げない 母を捨てて妹を捨ててはできない
つらいよな 母に言われるがまま汚れ仕事やらされて最後には殺人までやらされて
で、それでも「全部自分がやりました」と母の肩を持ち「あの人一人で生きていけないですよ」と言う
共依存状態でまともな判断が出来なくなったんだなぁ
でも周平をかわいそうだとは思えないんですよね
立ち直るチャンスは何度かあったのに掴みにいってない
掴もうという気すら起こらないくらい既に壊れてたのかもしれません
あんまりまとまってない感想ですが
最後まで誰も変わらない救われないまま終わるので
スッキリしないでモヤっとしたものが心に残ります
おかげでその後の昼食があんまり美味しくなかったです
50点