今回は24日にTOHOシネマズ梅田の別館で観てきました
この日は会員割引拡大キャンペーンの真っ最中
普通は毎週火曜が会員割引の日なんですが
2月24~28日の5日間も同様の割引やってるみたいでした
元夜勤者はこの事知らなくてポイントで観るつもりしてましたが
1200円払って観ました
ポイントはまた別の普通の日に使用することにします
監督
ルーベン・フライシャー
出演
トム・ホランド
マーク・ウォールバーグ
ソフィア・アリ
タティ・ガブリエル
アントニオ・バンデラス
NYでバーテンダーとして働くネイサン・ドレイク(愛称:ネイト)は、器用な手さばきを見込まれ、トレジャーハンターのビクター・サリバン(愛称:サリー)から50億ドルの財宝を一緒に探さないかとスカウトされる。
サリーが消息を絶った兄サムの事を知っていたことから、トレジャーハンターになることを決意したネイト。
しかしその財宝は、他の組織からも狙われていた。
原作ゲームは一切知りませんが
ただただ単純に楽しめましたよ
ネイトとサリーのバディ結成からお宝発見のカギとなる十字架の強奪
バルセロナ地下遺跡探索、フィリピンの島でお宝争奪戦と流れるように展開していって
テンポが良く飽きさせません
冒険アドベンチャーというジャンルでは「インディージョーンズ」シリーズが有名ですが
今作はそういう昔のアドベンチャー大作を意識した作りになってるなぁと感じました
名作の真似・模倣という意味ではなくて、面白くなる定番の形みたいなものをしっかり踏襲しているという意味
遺跡のトラップに引っ掛かって危機一髪だとか同じお宝を追う敵役の存在だとか
○○が実は敵のスパイだったとか最後は真剣勝負の一騎打ちとかそんなのをふんだんに散りばめていて
決して今風ではなくて古臭さがあるんだけど一周回ってそれがいい味出してる
ひとつ引っ掛かるところを挙げるとすれば、敵役の存在感が薄いところ
モンカーダは金持ちのボンボンで金に物言わせて主人公を追ってくるという
アドベンチャー物にはお約束のキャラなのでいいのですが
ジョー・ブラドックがあんまりキャラ立ちしてなくて影が薄い
風貌や言動から女スパイかアサシンみたいなんだけど
サリーと面識あるみたいなのでトレジャーハンターなのかとも思える
サリーとの関係は全く描かれていないので想像するしかないんですが
要はどういうキャラか分からないまま話がどんどん進むので感情移入できないんですよ
ルパン3世の峰不二子の様な役回りのクロエも十字架奪うだけのキャラで終わってしまってて存在感ないままやし
あげく、途中でジョーがモンカーダ殺しちゃって「私がボスだ!!」みたいなデカい態度取り始めて
最後はネイトvsジョーのバトルになってる
ここは最後までモンカーダがボス敵のままでいてほしかったなぁ
「女性活躍」とか今どきのアレのせいなんだろうけど
いまいちキャラ立ちしてない敵と最終決戦しても盛り上がらないんだよなぁ
こういうのはベタでいいじゃん
主人公ネイト役のトム・ホランド
彼といったら「蜘蛛男」ですが
今作は蜘蛛スーツ無しでもめっちゃ動いてくれます魅せてくれます
またバーテンダー姿が男前すぎ
甘いマスクで華麗にカクテル作ってもらったらどんな女もイチコロでしょう
上半身裸のムキムキな身体も見られるので
トム・ホランドのファンなら見て損はないです
原作ゲームプレイ済みの人、ファンの人なら気付くネタとかが
おそらく沢山あったんだろうと思います
私は一切そういうの分かりませんでしたが
それでも昔ながらの宝探しアドベンチャーとして十分楽しめました
「何か映画でも観ようかな?」と思った時に、軽い気持ちで観るのにオススメです
70点