はい今回も大阪ステーションシティシネマで観てきました
さすがは大阪中心部の映画館
前回のインディ・ジョーンズは大入満員
ややマイナーな今作でも半分は席埋まってましたね
いいことです
割引デーでいいので、もっと映画館で映画を観ましょう
監督
ジュリアス・エイヴァリー
出演
ラッセル・クロウ
ダニエル・ゾヴァット
アレックス・エッソー
フランコ・ネロ
ピーター・デソウザ=フェイオニー
ローレル・マースデン
コーネル・ジョン
1987年7月、サン・セバスチャン修道院。
ガブリエーレ・アモルト神父はローマ教皇から依頼され、ある少年の悪魔払いに向かう。
変わり果てた姿の少年が面識のない自分の過去を語る様子を見て、アモルトはこの変異が病気ではなく、悪魔の仕業だと確信する。
相棒のトマース神父と共に本格的な調査を開始した彼は、やがて中世ヨーロッパで行われていた宗教裁判を巡る記録にたどり着く。
この作品、元々観る予定には入れてなくて
インディ・ジョーンズを観に来た時にポスター見かけて気になって
自宅でちょっと調べて面白そうと思って観たのですが・・・
思わぬ掘り出し物でした
基本的には「エクソシスト」のような悪魔祓いの話なんですが
現代においてそういう類の現象の98%が精神疾患であり
ホンモノの悪魔憑きは2%しかない だとか
キリスト教本部の人間であっても悪魔とかそういうものを否定する人がいる だとか
本部内は色々とゴタゴタしていて一枚岩ではない だとか
本題に入る前のフリ?というか宗教の基礎知識の勉強のようなものが前半に入るので
中々親切だなぁと感じました
さらに主役のガブリエーレ・アモルト神父(ラッセル)がどういう人物かの説明も一緒にこなしてます
中盤 いよいよ本題
なんやかんやあってアメリカから来た少年が取り憑かれるわけですが
この少年の演技がいい
段々と衰弱いていく特殊メイクと相まって取り憑かれた感マシマシに見えます
アモルト神父が少年を救うためには、取り憑いた悪魔の名前を知る必要がある
そのための調査パートがミステリー要素になってます
結局は誰でもいいから取り憑いたのではなくちゃんと意味があって
アモルト神父も重要な人物の一人であるということ
このへんのバックボーンがしっかりしているのが面白い
終盤 悪魔祓い本編
当然CGマシマシ映像になるのですが
ちょっと安っぽく見えたかな
それでもラッセル・クロウの体格と演技でしっかり魅せてくれるのがよかった
役者については
演じるアモルト神父の設定とラッセル・クロウの雰囲気・体格・演技がいい感じにリンクしていて
一人の看板キャラクターとしてやっていけそうな雰囲気
あと相棒のトマース神父の成長具合がとんでもなくて
悪魔祓い未経験が最後にはアモルト神父の右腕としてしっかり仕事するまでになってる
一件落着後はトマース神父のバディとしてやっていくようで
「○たりは○リキュア」並に連携取れる二人になった続編が観たいです
基本的なオカルト物にアモルト神父・トマース神父のキャラクター性やミステリー要素
あと悪魔祓いのエンタメ性を追加して
観ていてわかりやすく面白い作品に仕上がってると感じました
ちょっと興味が湧いた人なら観て損はないでしょう
悪魔はあと199体残ってますから
世界各地を巡ってそいつらを退治していく続編やってほしいです
70点
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