無職生活5年目突入  のんびりと ひっそりと 自由に生きております

ゴジラ-1.0 どうにもならない失望感恐怖感は歴代トップ

はい今回はイオンシネマいってきました

 

今作は話題作ということで平日午前なのに

半分以上座席埋まってました

盛況でなによりです

 

 

監督
山崎貴
出演
神木隆之介
浜辺美波
山田裕貴
青木崇高
吉岡秀隆
安藤サクラ
佐々木龍之介

戦後、無(ゼロ)になった日本へ追い打ちをかけるように現れたゴジラが

この国を負(マイナス)に叩き落す。

史上最も絶望的な状況での襲来に

誰が? そしてどうやって?

日本は立ち向かうのか―。

 

 

見ごたえありました

 

シン・ゴジラ、北米版ゴジラ、ゴジラvsコングなど

いろんなゴジラを観てきましたが

個人的にゴジラそのものの恐怖感はトップでした

 

そう感じたのはやはり時代設定にあり

終戦直後の日本

ゴジラに対抗する兵器なんてものはほとんどなく

重巡高雄のゼロ距離砲撃も驚異の再生能力により無力化

あっさり上陸したあとは銀座の街を好き放題蹂躙

放射能熱線の破壊力 逃げ惑う人々

どうにもならない 為すすべ無しの状況が絶望感を増大させています

やっぱ銀座蹂躙のシーンが一番やなぁ

 

設定資料とか見てないので予想止まりなんですが

今作のゴジラの体長って小さめなんですかね

大きすぎると人間との比較で人間が豆粒みたいな映り方になって

ミニチュアというか作り物感が出てしまうと感じます

そして逃げるとか恐怖とか不安とか顔の表情とかわからなくなるんですけど

小さめだと人との対比でそこそこ人間が大きく映るから

そういうのがしっかりわかって感情移入しやすかったです

実は大きかったとしたらゴメンナサイ

 

ツッコミどころは多々ありますが一点だけ

大戸島の地元民があの生物を「ゴジラ」と呼んでいた理由がわからないまま

ここはちょっとでいいから解説入れてほしかった

 

対して人間物語パート

戦後のゴタゴタ真っ只中だからそういう人間関係も少なからずあるんやろうなぁと

生きていくだけで精一杯だからね仕方ないね

ただ神木隆之介 嫌いじゃないんですが

芝居臭い芝居というか彼独特の感じが出てしまって

あんまり深刻そうに見えない

戦後すぐという負の部分というか下向きな感情・空気感があんまり伝わらなかったなぁ

爽やかで前向きポジティブ主人公にしたかったのかな

ゴジラと刺し違える覚悟がありつつ逃げ道も確保する流れは

まあ誰でも観てたらわかるわな

最後の「実は生きてました」の部分の取って付けた感は

何とかならなかったのでしょうか

 

キャストは神木隆之介は上記の通り

浜辺美波は昭和の古い髪型・服装がめちゃ似合ってました

佐々木蔵之介はなんかやたら叫んでるだけの印象

やったか?→やってない のフラグ立て過ぎやろ

安藤サクラはまあお得意の役柄でド安定

子役の女の子はもうちょっと頑張って

 

 

打つ手なし、どうにもならない絶望感なら歴代トップクラスでしょう

怖いゴジラを観たいならおすすめです

できれば大きなスクリーンかつ音響設備のいい劇場で

わざわざそういう劇場に足を運んでも損はないと思います

70点

 

 

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