無職生活5年目突入  のんびりと ひっそりと 自由に生きております

フード・ラック!食運 飯テロだけじゃない! 軽く観るのにおすすめ

ちょっと前になりますが20日に観てきました

この日はOsaka Metroのウォーキング→じゅうじゅうカルビでお昼→イオンシネマで映画と

まあまあ忙しい一日でした

重なる時は重なるもんなんですねぇ

 

監督
寺門ジモン
出演
EXILE NAOTO
土屋太鳳
りょう
石黒賢
松尾諭
寺脇康文
東ちづる
白竜
大和田伸也
竜雷太

良人は、下町にのれんを出す人気焼肉店「根岸苑」を一人で切り盛りする母の安江(りょう)の手料理を食べるのが楽しみだった。

だが、ある出来事をきっかけに店は閉店し、成長した良人(NAOTO)は家を出て、しがないライターとして暮らしていた。

ある日、彼はグルメ情報サイトの立ち上げを任される。ところが、時を同じくして疎遠になっていた母が倒れたとの連絡を受ける。

 

面白かったです

 

監督がダチョウ倶楽部の寺門ジモンで焼肉がメインと聞くと

美味しそうな焼肉を美味しそうに食べて、「うまい」「おいしい」言ってるだけなんじゃないかと予想しちゃいませんか?

実際、私は映画としての面白さを期待せずに観たわけですが

まんまと良いほうに裏切られてしまいました

 

話の主軸は「母の焼肉を改めて探す旅」で

行く先々で出会う人々とのふれあいや焼肉へのこだわりを通じて

母の焼肉はこういうものだったんだと主人公良人が気付くというものなのですが

焼肉愛、人間愛、そして家族愛が溢れるストーリーで心に響きます

まさか焼肉映画で泣くとは思いませんでした

 

そしてサブの話として、食べログの星がいくつだとか

個人がSNSを使って簡単に店の批評ができてしまうことの功罪だとか

グルメ評論家との確執、流行り廃りを決めてしまう雑誌記事の影響力などを入れ込んでいて

中々考えさせられる部分もあります

 

もちろん、この映画の主役と言っていい焼肉は破壊力満点

仕込み、盛り付け、焼き、タレ、そして実食と

監督ならではのこだわりを存分に見せつけてきます

土屋太鳳が旨そうに食べるんだよなぁ~これが!

飯テロ必至 焼肉を食べたくなりますよ

 

一方で、ストーリーが単調だとか演出に雑な所があるとかEXILE NAOTOの演技が微妙とか

アラを探せば結構出てくるんですよね

なので目が肥えてる自称映画通のかたには

どうやってもそういう部分が見えてくるので不評だと思います

「うまそうな焼肉の画が観たい」くらいの軽いノリで観に行くのがオススメです

 

 

ハードルが低かった分の意外性が評価を押し上げているのは間違いないと思います

次はハードル上がると思うので寺門ジモン監督には頑張ってもらいたいです

75点