はい今回はTOHOシネマズ梅田の1番シアターで観てきました
ここはTCXというクソデカスクリーンとDOLBY ATMOSというガチ音響が楽しめるんですよ
DOLBY ATMOS対象作品は200円追加料金になってしまいますが
それだけの価値はありますよ
監督
マッド・リーヴス
出演
ロバート・パティンソン
ゾーイ・クラヴィッツ
ポール・ダノ
ジェフリー・ライト
ジョン・タートゥーロ
ピーター・サースガード
アンディ・サーキス
コリン・ファレル
優しくもミステリアスな青年ブルースは、両親殺害の復讐を誓い、夜は黒いマスクで素顔を隠し犯罪者を見つけては力でねじ伏せ、悪と敵対する存在の“バットマン”になろうとしている。
ある日、権力者が標的になった連続殺人事件が発生。
その犯人を名乗るのは、史上最狂の知能犯リドラー。
ヤツは犯行の際、必ず“なぞなぞ”を残し、警察や世界一優秀な探偵のブルースを挑発する。
いったい何のために犯行を繰り返すのか。
そして暴かれる、政府の陰謀とブルースにまつわる過去の悪事や父親の罪ー。
あなたは世界の嘘を暴き、人間の本性を見抜けるかー。
特に事前の情報を入れることなく観ました
「バットマン」といえば過去何作も映画化されているコンテンツ
近いところではDCコミックのユニバースものやら「ダークナイト」シリーズやらあります
過去作はそれぞれに面白さがあって良かったのですが
今作はどんな感じかなと観てみたらジャンルが過去作とは明らかに違いますね
今作はバットマンが私立探偵となって知能犯リドラーが出す謎を解明していくミステリーで
アベンジャーズやスパイダーマンみたいなアメコミヒーローものだと思って観た人は
「なんだこれ?」となる感じでしょうね
シーン全般暗くて地味 アクションもほぼ無し
派手なのといったらペンギンとのカーチェイスくらいしか思いつかないです
バットマン自身に特殊能力はなし
防弾強化ボディスーツを着てるのみ
現代科学では不可能なトンデモガジェットもなし
キャットウーマンやペンギンといったおなじみの登場人物も普通の人間
徹底して地味ですが今の世界・社会を極限までリアルに見せることに振っていて
それが犯罪都市ゴッサムシティのダークな面と見事にマッチしていて
これはこれでアリかと
リドラーの犯罪手口や解決方法などはネタバレになるんで書きません
気になった点はまずやはり上映時間3時間は長いわ
結構作品に集中できたので「長げーな長げーな」と中だるみすることはなかったですが
事前にトイレ行ったにもかかわらずまたトイレ行きたくなって我慢できずに一度席を立ちました
中年~年寄りに3時間は厳しいよ
あとキャットウーマン要らんかったんちゃう?と
リドラーのターゲットになった悪人に、別件で彼女の知人が拉致・殺害されたことから
独自に動きつつもバットマンの手助けもするようになる流れですが
居なくても問題ない程度の絡みしかしてないのでバッサリカットしてれば
2時間30分くらいまで短縮できたのではないかな
続編アリ?で今後も絡んでくる?から出さなきゃならないのかと勝手に想像しております
究極に言ってしまえば「バットマンでサスペンスやらなくてもいいんじゃ・・・」ってなるんですが
「こういうアメコミヒーローが居てもいいじゃないか!」と声を大きくして言える完成度になってます
どんなもんか観てみるのもアリですよ
事前のトイレ忘れずに
70点