無職生活5年目突入  のんびりと ひっそりと 自由に生きております

RRR 熱量がハンパ無い 3時間があっちゅー間 本年度ベスト映画候補

ちょっと前になりますが、イオンシネマで観てきました

 

今週の新作はやはり『すずめの戸締まり』ですかね

もちろん観に行きますが数日経ってから

客席満員なのは避けたいですからね

 

 

監督
S・S・ラージャマウリ
出演
N・T・マーラ・ラオ・Jr
ラーム・チャラン
アジャイ・デーヴガン
アーリヤー・バット
レイ・スティーヴンソン
アリソン・ドゥーディ

1920年、イギリスの植民地政策下にあるインド。

野性を秘めた男・ビームはイギリス軍に連れ去られた村の少女を救うため、仲間と共にデリーへ向かう。

そこで、ある出来事をきっかけに内なる怒りを燃やす男・ラーマと出会い、互いの身分を知らないまま親友となる。

しかしラーマはイギリス軍の警察官であり、ビームの本当の目的を知った彼は友を投獄する。

 

 

映画を趣味にして12年

これまで観たインド映画は『バジュランギおじさんと、小さな迷子』と

『パッドマン 5億人の女性を救った男』の2本のみ

 

そんな私が今作を観るきっかけになったのが

上映館が多かったこと

近所のイオンシネマで公開予定で予告編が流れていて

これは面白いかも?と思いました

 

で、実際観てですが

いや~面白いわ

観て面白いと思う要素をこれでもかこれでもかと詰め込んだ

大ボリュームの内容

上映時間も3時間と、インド映画あるある~なことになってますが

ダレるところが全くなくずーっとスクリーンに集中状態で

長い上映時間を感じさせませんでした

 

インドの山奥ゴーンド族の男ビームとイギリス政府の警察官ラーマ

二人の友情、使命、イギリス政府への怒りが絡み合いながら話が進むのですが

イギリス政府側が非常に分かり易い悪役として存在していて

二人がその巨大な悪に立ち向かっていくというブレない柱があるので

んなアホな!?と思わずツッコんでしまいそうなトンデモ展開・トンデモ映像も

結構すんなり受け入れられちゃう

 

「頭カラッポにして観る映画」寄りではあるけど

3時間分のストーリーは大きな二転三転あって

しっかり付いて行く心持ちは必要かな

通常の映画だったらこの二転三転の部分で終了してるところを

まだまだいきまっせーとばかりに話を重ねていくので

お腹一杯になること必至

 

アクションシーンはどれも大規模で見てて気持ちいい

この辺は潤沢な制作費がモノを言うんだろうなぁ

やたら大量に人使ってるのもインド映画らしいっちゃらしい所

最後なんて『ランボー』シリーズかと思っちゃったよ

イメージ的に逆かと思ったけど

ビームがバイクでラーマが馬なんだね

並走シーンはカッコイイの一言

 

インド映画のお約束 ダンスですが今作では控えめ

白人男性との対決で1か所とエンドロールのご褒美映像

前者はダンス耐久バトルな感じで熱くなれる

後者は3時間全て観終わった後の余韻を楽しむ感じ

気分がアガったまま劇場を出ることができるので

映画観た満足感がいっそう増幅されるという嬉しい仕掛けですね

 

キャストでMVPはイギリス総督とその夫人

悪逆非道な言動で「イギリス=悪」という印象を確実に植え付け

「主役二人よ、こいつらを懲らしめてくれっ!!」という話の方向性を

盤石のものにするという実は重要な役

正義の味方は悪役がしっかりしてこそ光り輝くのだと思いますよ

特に夫人のほうがもうね、憎たらしい顔してるんですわ

トゲトゲ付いた鞭持ってるしトンだドS野郎だよ

 

序盤・中盤・終盤と万遍なく暴力描写がちらほら

本気で痛そうなので苦手なかたはご注意を

 

 

ネタバレを極力避けて書いたので伝わらない部分が多いのが残念すぎる

自分の文章力の無さに泣けてくる~

 

時間の長さで敬遠してる人、非常にもったいない事してますよ

日本やハリウッドではまずやらない、やってくれないであろう

面白要素てんこ盛りで熱量ハンパないインド映画

是非見て欲しい一本です

85点

 

 

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